かわさき けんすけ

川崎 賢介弁護士

Authense法律事務所 大阪オフィス

大江橋駅

大阪府大阪市北区西天満2-6-8 堂島ビルヂング6階611

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証券会社の海外進出を成功させた突破力。ネットやSNSの誹謗中傷に強い弁護士のポジティブ思考

Authense法律事務所(大阪オフィス)に在籍する、黒ぶちメガネがトレードマークの川崎 賢介(かわさき けんすけ)弁護士。
証券会社の企業内弁護士として海外進出プロジェクトを成功させた実績をたずさえ、現在はネットの誹謗中傷や債権回収をはじめとする一般民事や家事事件に力を注いでいます。
逆境をものともしない突破力とポジティブ思考は、どこから湧き上がってくるのでしょうか。

01 弁護士としてのキャリア

証券会社の企業内弁護士、スリランカへの進出プロジェクトを担当


ーー現事務所に入る前は、どんなキャリアを辿ってきたのでしょうか?

最初に入所した都内の法律事務所を経て、証券会社の企業内弁護士として2年間働きました。
おもに信用取引や投資信託など金融商品の案件を数多く扱っていたんですが、とくに印象に残っているのが海外進出プロジェクトを担当したことです。

スリランカのホテルを買収した際の現地コンサル企業との交渉や募集株式の発行作業、さらにIPO(新規上場)の準備などをチームの一員として対応しました。
苦労しましたが、達成感は大きかったですね。

その後は大阪市内の事務所で約4年間、おもに中小企業法務に携わり、それから現在のAuthense法律事務所に移籍しました。
今は企業法務以外にも、離婚や相続、インターネット問題、債権回収、不動産など家事事件と一般民事も幅広く扱っています。

02 得意分野と強み

「5ちゃんねる」の誹謗中傷投稿、ミラーサイトも含めて削除


ーー 一般民事において、とくに得意とされている分野はありますか?

ひとつはインターネット問題、とりわけ誹謗中傷投稿の削除や発信者情報の開示です。
以前の事務所で叩き込み、ネット問題に詳しい弁護士らの研究会にも所属しています。
一般の方々のほか、政治家などの公人や芸能関係者からのご相談もいただいていますね。

具体的な解決事例として、掲示板「5ちゃんねる」に書き込まれた誹謗中傷投稿を削除した事案をご紹介します。

依頼者さまは、60代の男性経営者でした。
知り合いから「あれは事実なのか」と指摘され、実名とともに事実無根の内容が投稿されていたことがわかったんです。

こうした場合、掲示板やサイトによってガイドラインや申請のハードルが異なります。
すぐに「5ちゃんねる」に必要な調査と手続きを済ませ、1週間程度で投稿を削除することができました。
ただ、これで一件落着ではありません。


ーーどういうことでしょうか?

その投稿を転載している別会社が運営するミラーサイトが存在し、それは大元の投稿を削除しても消えるわけではないからです。
そこで、検索して突き止めたいくつかのミラーサイトの投稿・ページも削除しました。

ただ、ミラーサイトは100程度あると言われ、まだどこかに残っている可能性があります。
それ以降に発見したものついては、依頼者さまご自身で削除申請できるよう手順を教えました。
その方が、弁護士費用も節約できますからね。


ーーネットの誹謗中傷に絡む問題は、同時にスピード感も求められそうですが。

スピード感は、とても重要です。
ご紹介した事件では、該当する投稿は10年以上前のものでした。
ですから、発信者情報の開示はあきらめざるを得なかったんです。

時間との闘いになるので、早めの相談が事件解決の鍵を握ります。
同時に、サイトや掲示板によって対応が異なるなど、経験の有無で結果も大きく変わってきます。
弁護士に依頼する際は、私のようにネットに詳しい人をしっかり見極めて選んでいただきたいですね。


ーー投稿の削除は面倒なイメージがありますが、やはり煩雑な作業が必要になるんですね。

削除の対象になるスレッドや投稿を特定し、どの部分がプライバシー侵害や名誉毀損に当たるのか、書き込みが事実とどう異なるのか。
過去のスレッドをさかのぼって調査し、過去の判例などとも照らし合わせながら文脈から読み取っていく。
そうした材料集めや的確な判断は、法律家だからこそできることだと思います。

徹底した調査、そして根気強さも求められる作業なんです。
そんな風に、真っ暗なトンネルのなかから、手探りでヒントを見つけ出すーー。
証券会社時代に担当した、スリランカのプロジェクトがまさにそうでした。

最初は「2週間」と言われ現地に送り出されたんですが、なにせ異国の地ですから、予期せぬトラブルも重なり滞在期間は「3ヶ月」に延びたんです。
現地の法律やルール、諸々の手続き、すべて1から調べ上げ、なんとか完遂させたプロジェクトでした。
体当たりでぶつかって、なんとしても最後までやり遂げる。
そんな根性と度胸が身につきましたね。

03 得意分野と強み

債権回収は企業・個人とも幅広く対応。複雑化する金融取引も


ーーほかの分野はどうでしょうか?

あとは、債権回収も得意としています。
大事なポイントは、まずは予防、それと不履行が生じた際の回収方法です。
以前の事務所で重点的に取り組んでいた分野なので、しっかり回収するところまで全面的にサポートさせていただきます。

当時は企業法務の一環で担当することが多かったんですが、企業の場合は個人案件よりも複雑な手続き、解決スキームの構築が必要でした。
そのノウハウは今、個人の方々からのご相談に活かせていますね。


ーーいろんな事務所で経験を積んできましたからね。

そういう意味では、金融商品をはじめとする金融関係のご相談も、積極的に受けていきたいですね。
今は事務所として注力分野に掲げているわけではありませんが、私の経験を強みに変えられる最たるテーマのひとつです。

信用取引やデリバティブ商品は、仕組みがどんどん複雑になってきています。
最近は、「いつの間にか損をしてしまっていた」なんて話もよく耳にします。
お困りの方は、ぜひ私にご相談いただきたいですね。

04 事件解決のスタンス

土地契約で示した「即決和解」。期待を超えるプラスαの提案力


ーー分野を問わず、事件を解決するうえではどんなことを大事にされていますか?

依頼者さまの期待を上回るような、プラスアルファの選択肢をご提示することです。

例えば、過去にはこんなことがありました。
ある企業から、高額な土地の賃貸借契約をめぐるご相談をいただいたときのことです。

貸主さんは当初、事業用定期借地権を設定しようとしていました。
ただ、上記方法だと仮に契約を無視してそのまま居座られてしまうと、裁判までもつれ込む心配も生じてきます。
また、敷金や原状回復義務などの条件で争いが生じていました。

そこでご提案したのが、「即決和解」という手段でした。
これは、和解書を裁判所に作成してもらう手続きのこと。
事前にその手続きを踏んでおけば、相手が和解で決められた退去期限を守らなかった場合に、裁判を経ずに強制執行ができるんです。
解決までの期間短縮に有効な手段といえます。

そんな風に、依頼者さまが当初考えていたような解決策だけでなく、それとは別に「こんな切り口もありますよ」とアドバイスできる提案力には自信があります。


ーーそのためには、依頼者の話をよく聞く必要もありそうですね。

お話をじっくり聞くことは大前提で、そうするうちに次第に依頼者さまの本心が透けて見えてくるんです。
喜怒哀楽をともにし、わずかな表情の変化も見逃してはいけません。

依頼者さまのお人柄や相談内容によりますが、場合によっては飲み屋で話すような雰囲気になることも少なくありませんね。
ディスカッションしながら、一緒に方針を決めていく。
それが私のスタイルなんです。

元来、人と話すことが好きな性格も影響しているんでしょう。
学生時代、イギリスのロンドンに1年間留学していた頃も、外国人にも自分から積極的にコミュニケーションをとっていましたからね。


ーースリランカでの仕事ぶりからも、なんとなくわかる気がします。

どんな状況でも、あまりクヨクヨしないタイプなんですよ。
それが依頼者さまにも伝わり、少しでも前向きなお気持ちになっていただけたらうれしいですね。

それと、体を動かすのも好きなんです。
小さい頃から野球、大学ではラクロスにのめり込み、最近は登山に熱中しています。
今、一番挑戦したいのは北アルプスの槍ヶ岳です。
この仕事は意外と体力勝負のところもあるんですが、180cmの巨体で軽やかに現場を駆け回っていますよ。

みなさんが日々抱えていらっしゃる身近な困りごとは、すべて私にぶつけていただきたいですね。
どんな問題も真正面から受け止め、相手に全力でぶち当たっていきます。

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