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ふくなが ひろかず
福永 寛一弁護士
弁護士法人市民総合法律事務所
高見橋駅
鹿児島県鹿児島市西田1-5-1 鹿児島高見橋ビル8階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
注意補足

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インタビュー | 福永 寛一弁護士 弁護士法人市民総合法律事務所

1,000件超える男女問題の相談実績 債務整理や破産、相続事件も多数解決 キャリア10年超の鹿児島の弁護士

鹿児島市で「地域密着」の活動を続ける弁護士法人市民総合法律事務所の福永 寛一(ふくなが ひろかず)弁護士。
債務整理・離婚・相続を主な取扱業務とし、特に離婚等の男女トラブル関連はこれまでに1,000件を超える相談を受けております。
弁護士になる前は商社に勤務し、その後、宅建士資格を取得、税理士業務も行う等、不動産が絡む相続や債務整理にも強い弁護士です。
事件解決につなげる交渉術、依頼者への思いをお聞きしました。

01 弁護士としてのキャリア

東京で6年活動後、「地域密着」掲げ地元・鹿児島で事務所開設

ーーまずは、弁護士としてのこれまでの歩みを教えてください。

弁護士登録後、紆余曲折を経て、東京都港区虎ノ門に事務所を構えました。
東京の中心部で6年弱、様々な経験を積んだ後、鹿児島に移り住み、現事務所を立ち上げました。

鹿児島は、私が高校時代まで生活した場所です。
地元でまた新たなチャレンジをしたい、
そう思って、鹿児島でのキャリアをスタートさせました。
「市民総合法律事務所」と名付けたのは、「多くの人の身近な法律トラブルを解決したい」「誰もが気軽に相談できる事務所にしたい」という思いからです。

「地域密着」を掲げ、地元で踏み出した新たな一歩。
それから7年が過ぎましたが、幸い、離島の方々を含む鹿児島県全域に渡り、皆さまから多くのご相談をいただいています。
多い時は、私一人で年間300件超のご相談をお受けしてきました。

02 得意分野と解決事例①

男女問題関連のご相談は1,000件超 係争相手との対話も重要視

ーー「街の弁護士」として、幅広い事件を扱っているかたちですか?

離婚・男女問題や債務整理、相続、交通事故、刑事事件など、個人・法人問わずどんなご相談にも対応するというスタイルです。
特にご相談が多いのは、離婚・男女トラブルと債務整理、相続です。
これらの分野の取扱いが大半を占めます。

その中でも、離婚・男女問題は、さまざま偶然が重なったのがきっかけで注力し始めてから、現時点で13年以上も欠かさずに取り扱ってきた分野です。
これまでに、1,000件超のご相談をお受けしてきました。
会社にお勤めの方、会社経営者、芸術家、タレントやスポーツ選手といった著名な方まで、これまでご依頼いただいた方々の属性はさまざまです。

離婚や不倫などの争いは、数多く事件処理の経験があるほど、その着地点を予測できる側面があります。
依頼者の方に早い段階で見通しをお伝えした上で、スムーズに手続や交渉を進められることが、弁護士としての役割と考えております。


ーー離婚は夫婦の関係だけでなく、親権や財産分与などいろんな要素が絡み合います。

その通りで、とくに争いが激しくなりがちなのが、お子さんの養育費や面会交流などです。
また、互いに感情的になりやすいため、主張が真っ向から対立するケースも少なくありません。

例えば、過去にはこんな事件がありました。
依頼者さまは、小さなお子さんを連れて家を飛び出した女性でした。
別居状態にあり、離婚のご相談をいただいたんです。

ただ、相手の旦那さんは「すぐに戻ってこい」「どうしても離婚したいなら、親権は譲らない」などとご立腹の様子でした。


ーーかなり強い抵抗に遭っていたんですね。

それだけではありません。
旦那さんは、離婚が成立するまでに支払う「婚姻費用分担金」、つまり生活費や、離婚後の養育費についても、「勝手に家を出たんだから、○○円までしか払わない」などと安い金額を迫ってきました。
同様の理由で、財産分与にも応じようとしなかったんです。

ただ、最終的には離婚の成立に加え、婚姻費用分担金も養育費も、そして財産分与もすべて満足できる内容で決着させることができました。


ーーそれは裁判だったんですか?それとも、当事者間の交渉だったんですか?

交渉で解決させました。
しかも、旦那さんは代理人弁護士をつけなかったので、ご本人との直接交渉だったんです。

最大の問題だったのは、離婚そのものです。
不貞などの決定的な原因があったわけでなかったからです。
性格の不一致、モラハラと言えばいいでしょうか。
そうした理由で、しかも別居期間がまだ数ヶ月しかないような場合ですと、裁判ではなかなか離婚は認められません。
そんな事情もあり、交渉で解決させる必要があったんです。


ーー交渉に強いんですね。

交渉にはマニュアルがなく、一筋縄では行きません。
相手によって対応を微妙に変えながら、うまく駆け引きする必要があります。
そのときも、相手にいろんな条件を提示しながら説得し、なんとか理解してもらいました。

互いに主張をぶつけ合うだけでは、実りある交渉には発展しづらいんです。
相手が求める条件をしっかり聞いたうえで、なるべくこちらもそれに近い条件を出せるように。
そんな風に、交渉時は穏便に進めることを意識していますね。係争相手とも真摯に対話することが大事だと思います。

03 得意分野と解決事例②

税務や不動産問題にも精通し、複雑な債務整理や相続問題にも対応

ーー債務整理や相続はどうでしょうか?

債務整理や相続は、近年、とくにご相談が増えています。
債務整理や破産で大事にしているのは、スピード感です。債権者との減額交渉や財産の処分など、複雑な手続きをスピーディーに進められるかどうかが重要です。

例えば、以前お受けした法人破産のケースです。
数千万円の多額の負債を抱え、債権者の数も非常に多かったんです。
とくに会社の場合は、資産を多く抱えているケースが少なくありません。

膨大な資産や負債をひとつずつ整理し、また債権者が他にいないか確認するなど、多くの作業を同時並行で素早く片付ける必要がありました。
骨の折れる作業ですが、約1年かけて無事に破産手続を完了させた事件でした。


ーー相続も経験値の差が結果を大きく左右しそうです。

相続も離婚や債務整理と同様に、ありとあらゆるパターンの事件を扱ってきました。
相続人の数が多いケース、莫大な資産をもつ資産家の事案など、複雑な事件も多く含まれます。
債務整理と相続は、今では男女問題よりも多いご相談をいただいています。


ーー宅地建物取引士(宅建士)の資格をお持ちですね。それも強みと言えそうですか?

離婚の財産分与や相続、債務整理。
いずれも不動産が関わるケースが多いんです。
不動産業者とも普段から付き合いがあるので、不動産の処分・売却などまで幅広くサポートさせていただくことができます。

弁護士になる前から不動産関連の事業にも携わっていたため、向学のため、資格を取得した経緯があります。

税理士業務を行っていることも、そうです。
法律トラブルには、何かと税金の問題が関わってきます。
そのあたりも細かいところまでケアできることも、弁護士として求められる時代だと思います。


ーー不動産や数字に強い弁護士、と言えそうですね。

私は弁護士になる前に商社に勤めていたんです。
そのときの感覚が染みついていることもあってか、数字については1円単位まで細かくチェックしないと気が済まないんです。上司がとても細かい人でしたので。
人によっては嫌がるような煩雑な作業も、私の場合は、あまり苦にならないんです。

04 依頼者へ伝えたいこと

心のモヤモヤをぶつけて。早めの相談が、いい解決につながる

ーー依頼者とは普段、どんなことを心がけながら接しているんでしょうか?

老若男女、いろんな依頼者の方がいらっしゃり、お人柄もそれぞれです。
ですから、焦らず、ご自分のペースで落ち着いてゆっくりお話いただくために、なるべく相談時間は長くとるようにしていますね。
これは、弁護士になりたての頃からずっと大事にしてきたことです。

そのうえで、依頼者さまのご希望やお気持ちを最優先に、解決策を練るようにしています。
それは、慰謝料などの形になるものだけでなく、心情的な部分も大事にしたい思いからです。
遺恨やしこり、心のモヤモヤが残らない終わり方が理想です。なかなか難しいことですが。


ーーここまでお話をうかがってきて、真っ直ぐで仕事熱心な印象を受けました。

「法律事務所」の看板を掲げている以上、ご相談は可能な限りお受けし、どんな事案も全力を注ぐ、
単純ですがその思いだけです。

ただ、決して365日働いているわけではありません。
休日は、釣りや映画、読書でリフレッシュしています。
映画はかれこれ1,000本以上、読書は経済関連本や小説が中心です。

自然に触れたりしてリラックスすることで、常に新鮮な気持ちで仕事に臨めるよう心掛けています。


ーー今後も、「地元・鹿児島に根を張って」という思いですか?

「地域密着」は、当事務所の大事な理念です。
ですから、ぜひ気軽にご相談いただきたいですね。

早めにご相談いただければ、その分いろんな解決策が見つかるかもしれません。
逆に問題を放置してしまうと、取り返しがつかなくなってしまうことがあります。
先延ばしせず、困ったらすぐに頼っていただきたいですね。
そのために、私たち弁護士がいるわけですから。
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※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。