たけうち しゅんすけ
武内 俊輔弁護士
弁護士法人東京スタートアップ法律事務所 大阪支店
北新地駅
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 御堂筋フロントタワー1F
愚痴も涙も依頼者の全てを受け止めたい。男女問題や刑事事件、企業法務まで幅広く対応する若手の星
弁護士法人東京スタートアップ法律事務所の大阪支店に所属する武内 俊輔弁護士。
若さを生かした柔軟かつ迅速な対応力と格闘技の経験で培ったメンタルの強さを武器に、さまざまな案件に対応しています。
親しみやすい雰囲気で依頼者に対しても自然体で接する武内弁護士ですが、その裏には過去の経験からくる、弁護士としての強い使命感がありました。
若さを生かした柔軟かつ迅速な対応力と格闘技の経験で培ったメンタルの強さを武器に、さまざまな案件に対応しています。
親しみやすい雰囲気で依頼者に対しても自然体で接する武内弁護士ですが、その裏には過去の経験からくる、弁護士としての強い使命感がありました。
01 弁護士としての実績
男女問題や刑事事件に注力。ネットトラブルの豊富な経験も問題を紐解く強みに
――武内先生は主にどのような事案に対応していますか?
現在は男女問題や刑事事件、債務整理、企業法務といったご相談に対応しています。
特に男女問題については豊富な実績があり、不貞の慰謝料請求や親権争い、モラハラやDVなど、さまざまなお悩みを依頼者さまとともに解決してまいりました。
また、刑事事件では加害者側の代理人として被害者側と粘り強く交渉し、示談を成立した実績もあります。
さらに、以前所属していた事務所ではインターネットトラブルや労働問題も扱っていました。
労働問題では、新型コロナウイルス感染拡大の煽りを受けて企業の経営状況が厳しくなるなか、従業員の方から「会社の都合で給料を半額にされた」といったご相談もありましたね。
この事案では、全額支払ってもらうことができました。
――多分野での相談実績がお有りなのですね。インターネットトラブルとは、具体的にどのような内容でしょうか?
主にSNSやブログなど、インターネット上での書き込みによる誹謗中傷被害です。
被害者の方からご相談を受け、書き込んだ加害者を特定して書き込みを削除させ、慰謝料を請求した実績は多数あります。
被害者側から依頼を受けた場合、SNSやブログの運営元や、端末のプロバイダーに情報開示請求をして書き込んだ人を特定し、そこから慰謝料請求などを進めていきます。
ほかにも、書き込みをした側から「相手側の弁護士から突然連絡がきた」と相談を受けることもありました。
――インターネットトラブルの対応実績は現代のネット社会において問題を解決するうえで何かと役立ちそうですね。
そうですね。
ネットに関する理解や知識はかなり養われました。
その力は、例えば男女問題や刑事事件で相手側の動向を調査したり、証拠を収集したりする際など、さまざまな場面で生かすことができます。
02 弁護士としてのモットー
愚痴も涙も、まずは依頼者の全てを受け止めたい
――依頼者から相談を受けるときに意識していることはありますか?
まずは、とにかく話を聞くという基本的なことをとても大切にしています。
初回の相談に来られた段階で、相手側に対しての怒りや恐怖、悲しみなど、ネガティブな気持ちが溢れている方はたくさんいます。
そうした感情的な部分は法律論に直接関係しませんが、心を置き去りにしたまま、その先の明るい未来を目指すことはできませんよね。
愚痴も涙も全てを受け止めて真剣に話に耳を傾けると、ほとんどの方は冷静さを取り戻します。
そこがようやくスタートライン。
法的な解決に向けて必要な情報を整理しながらヒアリングしていきます。
――先生の表情や声からも非常に話しやすい印象を受けます。
あまり威厳があるタイプではないと思います(笑)
その分、話しやすいと仰っていただけることは多いですね。
弁護士として、法律のプロではあるものの、依頼者さまとは対等な関係性でいたいと考えています。
03 弁護士を志した理由
祖父の交通事故で弁護士が身近な存在に。強い使命感で法曹の道へ
――武内先生が弁護士を志した理由を教えてください。
小学生のときにテレビドラマなどで弁護士や検事の仕事を知ったことが最初の入り口です。
「かっこいいな」と、漠然と憧れを抱くようになりました。
当時はスーパーヒーローを夢見るのと変わらない感覚でしたが、別の夢に目移りすることはなく、月日を重ねるごとにその憧れが強くなっていったんです。
そして高校生になり、勉強の成績も割と良い方だったので、周囲から「弁護士になれば?」と期待されることもありましたね。
そして、高校二年生でいよいよ将来の進路選択に迫られたとき、弁護士になることを決意しました。
――ご自身で憧れを抱き、周りからも期待され「なるべくして弁護士になった」ということですね。
いや、しかしそう簡単ではなかったんです。
弁護士試験は予想以上に難関で、2回落ちて、3回目でやっと受かることができました。
同期では途中で諦める人もいて、本当に焦りましたね。
――弁護士になることによほど強い想いがあったのですね。
そうですね。
挫折しそうになることもありましたが、実は初めて弁護士試験を受ける直前に、祖父が交通事故に遭って他界し、その出来事が自分を突き動かす原動力となりました。
事故は運転手の過失によるものでした。
そのときに、ある弁護士の方に相談をして相手方との交渉を進めてもらったんです。
初めて身近に触れた弁護士の先生はとても頼もしく、私たち家族の精神的な支えになりました。
この経験を経て、自分は子どものときに憧れた「テレビのなかのヒーロー」ではなく、現実で困っている人に本気で寄り添える存在になりたいと、気持ちを新たにしました。
祖父との突然の別れは今でも忘れられない悲しい出来事です。
しかし、それによる弁護士の先生との出会いは私が夢を諦めないための原動力になりました。
また、大切な人を亡くした悔しさは、依頼者のさまざまな感情に寄り添う際の「共感力」として生きていると思います。
04 相談者へのメッセージ
格闘技で鍛えた強靭なメンタルで相談者をサポートします
――話は外れますが、ご趣味はありますか?
昔から格闘技が好きです。
以前は鑑賞専門でしたが、司法試験に合格してからはジムに通ってキックボクシングや総合格闘技を始めました。
仕事では弁護士として頭を使っている分、休みの日はジムで思い切り体を動かし、汗を流すことがリフレッシュになっています。
――キックボクシングや総合格闘技とは…かなりハードなイメージです。
そうですね。
相手と激しくぶつかりますし、ケガもつきものです。
そうした過酷なトレーニングで、メンタルもかなり鍛えられました。
おかげで、仕事では相手方との交渉など緊迫する局面もありますが、ちょっとしたことでは動じなくなりましたね。
依頼者の利益を最優先に考え、ときには毅然とした態度で臨みます。
――ありがとうございました。それでは最後に、悩みを抱える方に向けてメッセージをお願いします。
悩みを抱えているのなら、ぜひお気軽にご連絡ください。
「こんなことを相談していいの」とお悩みかもしれません。
しかし「弁護士が介入して解決すべきことなのか、別の方法で解決できることなのか」
それを正確に判断できるのが私たち弁護士です。
一度相談したら必ず依頼しなければいけないというわけではありません。
私にご相談いただくことが、あなたの明るい未来を取り戻すための入り口になれば幸いです。
撮影:WeWork Midosuji Fro