インターネットの事例紹介 | 安保 和幸弁護士 安保和幸法律事務所

取扱事例1

• 風評被害・営業妨害

数多く報道された過去の記事の削除

依頼者：30代　男性

依頼者さまは、過去に逮捕されたことをきっかけに数百件の報道がなされました。
後に不起訴になりましたが、ネットで検索するとサジェストに「○○○○(依頼者さまの名前) 逮捕」と出てくることや、掲示板、ブログに書き込まれていることにお困りでした。

事件着手後、自前で開発したソフトを用い調査してみると、掲示板への書込みやブログ記事などが数百件ありました。
サイトごとに適切な方法を選択し、運営者に対して私から削除要請をしたり、裁判所の手続きで削除命令をしたりしました。
その結果、95%程度を実際に削除できました。
残るものも、検索結果の下の方にしか出てこないようで、全く目立ちません。

取扱事例2

• 個人・プライベート

家族に起きた事件に関する記事の削除

依頼者：50代　女性

依頼者さまは、10年以上前にご家族を亡くされて、その際に事件として報道がなされました。
ネット上にも、亡くなられたご家族の実名入りの報道記事がブログや掲示板に転載されたままになっており、いつだれが見るかわからない状態でした。

事件着手後、詳細な調査を行い、10件あまりの記事が見つかりました。
そのうち8件は早期に削除できた一方、普段は全く応じないサイトの記事が2件残りました。
しかし、ご家族の心情などにも配慮して、粘り強く交渉し、1件は名前部分のみの削除となりました。
残り1件は、訴訟を起こし、憲法に基づいた主張まで行って削除に至りました。

また削除を進めていく中で、以前は検索されなかった記事が新たに表示されるようにもなりました。
このような記事についてもきちんとフォローをし、削除に至りました。