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さとう せい
佐藤 生弁護士
池袋若葉法律事務所
池袋駅
東京都豊島区池袋2-62-1 PISO池袋206
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
注意補足

初回相談は30分無料です。

インタビュー | 佐藤 生弁護士 池袋若葉法律事務所

建築紛争・訴訟分野に精通。一体感を大切に、依頼者と呼吸を合わせながら丁寧に問題と向き合う弁護士

利益や効率より依頼者の想いが第一。
思いやりに溢れる対応で、依頼者の満足感にこだわり続ける池袋若葉法律事務所の佐藤 生(さとう せい)弁護士。
幅広い分野で難易度の高い事案も多数解決に導き、とくに建築訴訟分野は新人時代から関わり続け、精通しています。
「証拠や専門家の鑑定によって問題が明確になる点がとくに面白いんです」と建築関連の弁護の醍醐味を語る佐藤先生。
結果の質にこだわる弁護の原動力となっているのは、依頼者へのシンパシーです。
どっしりと構え、温かみある対応で依頼者の不安を包み込みながら解決を目指す佐藤先生に、弁護活動へ込める想いを伺いました。

01 弁護士になった理由

自由度が高く、企業や国を動かす仕事にも携われることに感じたやりがい

ーー弁護士を職に選ばれたのはどのような理由ですか?

就職活動をしていて民間企業を回りましたが、やりたいと思える仕事がなかったんです。
そうしたなかで、弁護士はいろいろな仕事に携われる可能性があるなと。
一人で企業と関わり、場合によっては国だって動かすことができる。
加えて、組織の力学に左右されず、自分の裁量で活動できる実力主義も魅力でした。
「こんなにやりがいのあって自由に動ける仕事はない」。
そう思って、弁護士になろうと決めたんです。


ーー事案を通して、大小さまざまなトラブルに向き合い、状況を打開していく仕事です。

大きな希望を持って、司法試験に臨みましたが、壁は高かったですね(笑)。
何度も跳ね返されましたが、「もう引き返せない」という思いだけでなんとか乗り切りました。
ただ、実際に合格すると、「所詮まだただの人だ」と、喜びも束の間、すぐに弁護士として実績を残していかねばと気持ちが引き締まったことを思い出します。

02 キャリアと得意分野

新人時代から携わり続ける建築分野は、専門家に比肩するほど精通し、解決実績も豊富

ーー壮大な思いを抱いて司法試験と向き合ったゆえですね。弁護士になってからはどのようにキャリアを重ねていったのですか?

事務所選びでは自由さを重視しました。
事務所に就職する感覚はなく、最初の所属先を選ぶイメージですね。
実際、所属はしていましたが、給料制ではなく完全歩合でしたから、報酬は実力次第。
弁護士になったばかりのとき、ある事案に対応する際、「弁護士報酬はいくらくらいにしたらいいですか」と共同受任している先輩弁護士に質問したら、「君も一人の弁護士になったのだから自分で考えなさい」と言われましたよ。また、書面の作り方も、共同受任した先生ごとにやり方が違っていて、そのようなやり方を数多く見る中で自分のスタイルを作ってきました。
当時は、そうやって先輩の背中を見て覚えるのが普通でしたからね。


ーー実質的には最初から独立しているようなスタイルで活動していたわけですね?

弁護士は自分で収入を得ていくもの。
そう認識していますし、だからこそ、自由にやれると思い、責任感をもって日々の弁護活動に取り組んでいます。
もちろん事務所の他の先生から仕事をもらうこともありますが、それ以外は無料相談会に出たり、弁護士会の仕事を受けたりしながら、徐々に活動範囲を広げていきました。


ーーどのような分野が多かったのですか?

幅広い分野に携わりましたが、とくに多かったのは建築紛争・訴訟ですね。
もともとは新人時代に事務処理能力を買われて私に仕事が回ってきました。
以来、ほとんどのケースで結果がハッキリと出る点が他の分野と違ってとても興味深く、途切れることなく対応させていただいています。


ーー建築関連の解決事例をいくつかお聞かせください。

建築業に長年携わっている会社社長からの依頼で、約1年前に建築した住宅に対し、施主から瑕疵があると損害賠償を受けた事案があります。
瑕疵があれば当然、賠償に対応するが、そうでない点も多数含まれるというのが依頼者の主張でした。
そこで私は、瑕疵として指摘された点について、一つひとつ立証していきました。
幸い、業者様が施主との打ち合わせ記録や施工の様子等を写真等で逐一残しておいてくれました。
おかげで、時間はかかりましたが裁判所にも多くの点が瑕疵でないことを認めてもらうことができました。


ーー経験や専門性がとても重要になりそうな領域ですね。

事案が建築工事ですから、専門知識の他に、技術的な側面も把握しておく必要があります。
私にはこれまでの経験で培った知識と、建築士とのネットワークが豊富にありますので、自信を持って依頼者の期待にお応えすることができます。

新築物件を購入して10年以上が経過した建物の瑕疵で請負業者の責任を認めさせた事例も紹介させてください。
依頼者は、引き渡し後から柱の本数や太さが注文と違うと物件に対する嫌疑を抱いていたようです。
ただ、すでに契約不適合責任の期限を超えており、請求は困難と思われました。
そこで私は、過去に耐火上の問題で最高裁が請負業者に不法行為責任を認めた判例から、「建物としての基本的な安全性を損なう瑕疵」にあたるとして、訴訟を提起。
結果的に請負業者が賠償金を支払う形で和解を成立させました。

建築瑕疵は専門性が求められ、証明も簡単でないことなどから、訴えることを躊躇しがちですが、非常に高額な買い物でもあります。
だからこそ、泣き寝入りせず、まず建築分野に精通した弁護士に相談して欲しいですね。

03 弁護スタンス・信念

単にお金じゃなく、不公平なことを一緒になって訴え、解決していきたい

ーー弁護士としての信念を教えてください。

単にお金じゃなく、不公平なことを一緒になって訴え、解決していきたいというのが、私の想いです。
ですから、依頼者に何かシンパシーを感じたら、たとえそれが金銭的にはメリットが少なくても、私は引き受けたいと思っています。


ーー依頼者と接する上で、心がけているのはどんなことですか?

しっかりと寄り添うことです。
これは、じっくりと話に耳を傾けるだけではなく、依頼者がどんな境遇なのかまで、把握するという意味合いになります。

文部科学省の原子力損害賠償紛争処理センターのお手伝いをしていた時期があります。
そのとき痛感したことがあるんです。
原発事故の被害者の相談を受けるのですが、対応は基本電話を通じてになります。
そうすると、受話器越しに困っていることは伝わってくるのですが、実際にどんな環境でどんな境遇にあるのかは、当然ながら目に見えない。
そこにとてももどかしさを感じたんです。

困っている人がいたら、生の声を聞いて、表情を見て、可能であれば現場にも足を運びたい。
そうすることで、より踏み込んで依頼者と気持ちを共有できる。
やっぱりそうやってシンパシーを感じながら二人三脚で解決への道のりを歩みたいーー。
電話限定の不自由さが、逆にそう強く思わせてくれたんです。

04 弁護士としての将来像

気軽に足を運んでもらって、紛争やトラブルを予防する役割を担いたい

ーー利益や効率ではなく、本当に依頼者のことを大切に思っていることが伝わってきます。

もっと効率的に、もっと儲かるようにすることも必要なのかもしれませんが、これが私のやり方なんです。
とはいっても、ある程度余裕がないと、全身全霊の「奉仕」なんてできません。
やっているつもりでも、何かが欠落してしまうんじゃないでしょうか。
その意味では、弁護士としての稼ぎもしっかりと確保したうえで、一人でも多くの困った人を幸せにできるように、うまくやりくりしていくことが、当面の課題ですかね。
池袋に事務所を構えて6年になりますが、もっと気軽に足を運んでもらえるようにすることも推進していきたいです。
初回は30分相談無料ですので、本当にちょっとした悩み事でも立ち寄って欲しいですね。


ーー最後にユーザーへ向けてメッセージをお願いします。

事務所には私のようなタイプの他に、女性弁護士、そしてもうキャリア50年超の大ベテランの弁護士も在籍しています。
3人のバランスがいい具合なので、どんな相談ごとにも的確に対応が可能です。

トラブルは起こさなければ一番傷が浅いです。
ですから、風邪を引いたかなと思ったら病院に行くように、トラブルになりそうだ、困ったなと思ったら、気軽に弁護士にご相談ください。
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