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やなうら きよふみ
柳浦 清文弁護士
はるかぜ法律事務所
香川県丸亀市柞原町770-1
対応体制
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

当日/夜間/土日祝日の相談は事前予約制です。

インタビュー | 柳浦 清文弁護士 はるかぜ法律事務所

検事を定年退官し弁護士へ。検事時代に磨いた事実認定のノウハウ活かし、幅広い分野で依頼者の利益最大化を

検事を定年退官し、弁護士として新たな一歩を踏み出した、はるかぜ法律事務所の柳浦 清文(やなうら きよふみ)弁護士。
長年の検事経験で培った知見やノウハウは、刑事事件に限らず、離婚や相続など幅広い分野で存分に活かされています。
法曹人としてのキャリアに加え、多趣味で人生経験も豊富な柳浦先生。
弁護士としての資質を十分過ぎるほどに備える大ベテランは、どんな想いで日々の弁護活動に勤しんでいるのでしょうか。
第二の人生を、生き生きと躍動する柳浦先生の弁護士としての想いや矜恃に迫りました。

01 弁護士を志した理由

検事を定年退官。3つの選択肢があるなかで、迷わず選んだ弁護士の道

ーー検事を定年で退官された後、第二の人生として弁護士を選択されたのですね。

退官後の身の振り方として、私には3つ選択肢がありました。
ひとつは弁護士、それから公証人、そして何もせず隠居する。
といっても、どれにするかで迷うことはありませんでした。
検事としてのキャリアを存分に活かすことでき、新しい刺激もたくさんある。
もともと興味も持っていました。
私のなかで、弁護士以外の選択肢はありませんでしたね。


ーーとてもお元気なので、隠居する姿なんてとても想像できません。

おかげさまで体も丈夫で、エネルギーに満ち溢れています。
これまでの経験で培った知識と教養、そして時間をかけないと積み重ねることができない人生経験が私にはあります。
法律知識と併せ、これらは弁護士として活動していく上で、大いに役に立つと思っています。

困っている人のために、自分の経験や知見を活かせる弁護士というお仕事なら、体力の限り続けていく価値も意義もある。
いまはとても晴れやかな気持ちで日々の弁護活動に勤しんでいます。

02 得意分野と強み

検事時代の経験を活かし刑事事件を軸に質の高い弁護で事案を解決

ーー検事時代の経験は、弁護士としても大きな力になりますね。

検事時代は、殺人事件や強盗事件、万引、薬物、わいせつ事件、交通事故等、ありとあらゆる刑事事件を担当しました。
自分が納得する捜査を心がけ、医学や薬学の専門家とも協議するなどし、揺るぎない証拠を収集するために全力を注いできました。この経験はそのまま弁護活動にも活かせます。
特に刑事事件においては、事件の処分を決める検事の考えを推測し、的確な見通しを立てることが可能です。「この内容なら量刑はこのくらいだろう」「この事案は起訴される」と言った予測が、経験則としてある程度分かります。
従って、事件の内容と被疑者の状況に合わせ、先回りしながら、的確に策を打つことができるのです。

ーー頼もしい限りですね。

刑事事件で受任すると、まずは被疑者との接見が一番重要です。
そして、被害者がある事件では、示談ができるか否かが処分を左右すると言っても過言ではありません。
先般受任したある事件では、被疑者の家族から委任を受け、直ぐに接見し、その日のうちに被害者と示談交渉を行い、翌日には示談をまとめ、勾留から3日目に釈放。そして、不起訴を獲得した事案もありました。
不起訴になるには何が必要であるかを把握しているからこそできることです。

03 弁護士としての信念

「人を慈しむ心」と「確かな技術」で一人でも多くの依頼者の役に立ちたい

ーー法曹人としての信念をおしえてください。

仁心妙術という言葉があります。
仁心とは「人を慈しむ心」、妙術というのは、「確かな技術」という意味です。
弁護士にあてはめると、依頼者のことを大切に思い、その思いに、高い法律知識と技能で応えるということになります。
逆にいえば、立派な法律知識だけでは不十分で、相手のことを慈しむ心持ちも同じように大切ということです。


ーー依頼者の納得感という点でも、とても重要なスタンスですね。

依頼者の方のお悩みやお困りごとには、一つとして同じものはありません。
それらにしっかりと寄り添ったうえで、法律の専門家としての助言をして差し上げる。
そのためにはまず、依頼者の方のお話を遮らずにじっくりと耳を傾ける必要があります。
言い分を十分に聞き取ったら、次はどこまでが裁判官に伝わり、どこまでが通じないのかといったことを丁寧にご説明します。
そうしたきめ細かい対応の先に、依頼者にとって納得感のある結果が待っていると信じ、日々の弁護活動に取り組んでいます。

04 今後の展望と原点

依頼者の心に「はるかぜ」がそよぐような暖かく心地よい解決に向かえるよう、尽力します

ーーこれからの弁護士人生について、お考えをお聞かせください。

検事時代の経験は私の財産です。
その経験を活かし、一人でも多くの依頼者をいい結果にお導きできるよう、弁護士として尽力していきたいと思っています。
離婚や相続、交通事故などの分野においても、大切なのはやはり事実認定です。
これまでに培った知見を、依頼者のために惜しみなく注ぎ、刑事事件と同じように幅広い分野で迅速、的確に対応し、最善の解決を追求していきたいと思っています。


ーーところで先生は介護福祉士実務者研修(ホームヘルパー2級)の資格も保有されているのですね。

ますます進む高齢化社会において、高齢者が関係する種々の法的問題にも関与していきたいと考えています。
そのためには、実情を把握する必要がある。
そう思って少しでも現場目線に近づこうと、取得したのです。
現在、数名の方とホームロイヤーの契約を締結しています。


ーー最後にユーザーへ向けてメッセージをお願いします。

事務所名の「はるかぜ」は、その名のとおり、菜の花など春先に咲く花を、そっと揺らす暖かい春の風のことです。
生活していくなかでは、いろいろな悩みや困りごとなどがあることでしょう。
事務所を訪れた方々には、せめて心に春風がそよぐような暖かく心地よい解決に向かえるよう、全力でお役に立てるよう尽くしたいと思っています。
どうぞお気軽にご相談ください。
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