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ひでしま あきひろ
秀島 晶博弁護士
日比谷見附法律事務所
日比谷駅
東京都千代田区有楽町1-6-4 千代田ビル 6,7F
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
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  • 夜間面談可
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  • WEB面談可
注意補足

事案などによっては、ご対応できない場合もございますので、ご承知おきください。 ※裁判・会議等のタイミングでお電話いただき、電話に出ることができないことが多くなっております。 電話がつながらない場合には、問合せフォームにてご連絡くださいますようお願いいたします。

インタビュー | 秀島 晶博弁護士 日比谷見附法律事務所

法律論の前に心で相談者と向き合う。良い弁護士とは何かを問い続ける。

日比谷見附法律事務所の秀島晶博(ひでしま あきひろ)弁護士。
弁護士が多い家系に育ち、自身も法曹の道へ。
弁護士としてのキャリアを積むと共に、社会貢献活動として良き法曹を増やすため法曹養成にも尽力しています。
しかし、一見華々しい経歴の裏には、知られざる苦悩がありました。
また、そうした背景から生まれた、仕事に対する強い信念がありました。

01 弁護士としての実績

男女問題・相続問題などの個人の依頼から企業の依頼まで幅広く対応

――秀島先生は、これまでどのような事案を担当されてきましたか?

企業や個人事業主からのご相談や個人の方からのご相談まで多種多様な案件に取り組んでおります。
個人の方からのご相談では、離婚や不貞の損害賠償請求といった男女問題や相続のご相談が多いです。その他には、賃貸トラブル、不動産売買のトラブル、近隣問題などのご相談も多いです。
離婚事件では、いわゆる熟年離婚の事案や、不動産や株式等の金融資産など財産分与の対象となる財産が多岐にわたる事案や、高額所得者の離婚といった事案など様々な事案に対応してきました。
また、財産分与、親権、婚姻費用・養育費といった目の前の法律問題を解決するだけでなく、離婚後の依頼者やそのお子さんの今後の人生のことまで考えて様々なご提案ができるように心がけています。
相続問題でも、財産が多岐にわたる事案や遺言の有効性が問題となる事案などの遺産分割や、遺言書作成、遺言執行者なども行っています。

――企業からのご依頼にはどのような事案が多かったですか?

企業からのご依頼としては、IT関係、製造業、不動産業などといった一般的な企業の法律問題のみならず、芸能関係、業界団体、学校法人などの案件も行っています。
父が技術職であったり、小さい頃から理系科目が好きであったりしたこともあって、システム開発や特許などに関する法的問題にも積極的に取り組んでおります。

02 相談者との向き合い方

法律論ではなく、まずは相談者と向き合い話を聞く

――秀島先生が相談者の話を聞くときに意識していることはありますか?

依頼者にできるだけ自由に多くを語っていただくことを大切にしております。
確かに、ある法的効果を得るために必要な要素というは決まっていますので、ポイントを絞って話を聞くことも可能です。しかし、先に法律論ありきで必要な話だけを聞いてしまうと、その周辺にある重要な事実を見落としてしまうこともありますし、そもそも依頼者が解決したい「本当の問題」という部分を見落としてしまうことにもなります。そこで、私は、なるべく依頼者に自由に語ってもらうことにしています。

――「本当の問題」というのはどういうことでしょうか?

依頼者の方々の中には、インターネットなどで勉強をなさったのか、自身の行いたい訴訟などを明確にしてご相談にいらっしゃる方もいます。
確かに、そのご意見も1つの解決方法として間違っていないので、その通りに進めることもできるのですが、その通りにすることが依頼者の方にとって最善の解決策なのかはきちんと考えなければいけません。

例えば、お隣さんとの間でトラブルが起こっていたとします。その際に、ご相談者の方が、「損害賠償請求の訴訟をしてほしい。」と求めてきたとします。この言葉に従って、訴訟を提起して争っていけば、形式的には依頼者の方のご希望に沿った解決をしていることになります。
しかし、依頼者もお隣さんも訴訟中はもちろん訴訟後もそこに住み続け、ご近所さんとしての関係が続くわけです。それにもかかわらず、「訴えたい」というご希望を形式的に捉えて訴訟を提起してしまうと、激しい主張の応酬となり、ご近所さんとの関係を完全に壊してしまうことにもなりかねません。
それではその地に住みにくくなってしまいますよね。依頼者の方は、気持ち良くその地に住みたかったのに、却って住み難くなってしまっては元も子もありません。
そこで、訴訟を避けて解決できるように訴訟前の話し合いに時間をかけたり、調停を申し立てたりと、「訴えない」解決を目指してみてはどうかとご提案をすることもあります。

この観点からも、依頼者の方に自由に話してもらうというのは大事なことだと思っていますので話やすい雰囲気を作ることを心がけています。

――弁護士は敷居が高いようなイメージがありますが、話やすい雰囲気を作ってくださるのは有り難いですね。

イメージのとおり敷居が高いというか、話しにくいというか、威厳に満ちた弁護士もいるようですね。
依頼をしている弁護士が話を聞いてくれないとか、上手くコミュニケーションが取れないとかいった理由で弁護士を代えたいと考えてご相談にいらっしゃる方で、私が相談しやすいという理由で、依頼をしてくれた方々もいました。また、複数の弁護士に相談に行かれて、「一番よく話を聞いてくれた。」、「一番分かりやすく説明してくれた」とご依頼いただくことも多いです。ご依頼いただいてからも、「質問に丁寧に答えてくれて、わかりやすかった。」などとご満足の声をいただくことも少なくないです。
私は、事実を一番よく知っているのは依頼者本人であり、その依頼者と信頼関係を築き、十分なコミュニケーションを取ることが、事件を解決するために極めて重要なことであると考えています。

03 弁護士になったきっかけ・仕事への思い

祖父に憧れて弁護士の道へ。法曹養成にも力を入れる理由。

――秀島先生が弁護士を志したきっかけを教えてください。

父方の曽祖父や母方の祖父をはじめ弁護士の多い家系に育ったこともあってか、子どもの頃から弁護士という職業を身近に感じており、漠然と憧れていました。
弁護士である祖父の部屋は壁一面が本で埋め尽くされていて常に自己研鑽をしていましたし、お中元やお歳暮の季節には広い部屋を埋め尽くすほどの贈り物が届き沢山の方から感謝されておりましだので、幼心に「カッコいい!」と憧れ、自分も将来弁護士になると決めていました。

――弁護士が多い家系ということは、いわゆる「エリート」といった人生を歩んできたのではないですか?

いいえ、そんなことはありませんでした。
学校の勉強が好きではなかったので、中高と学校をさぼってばかりいて出席日数はギリギリでしたし、授業中も寝てばかり、試験勉強もまともにしなかったので知識のインプットが必要な科目は赤点も少なくなかったです。
法律の勉強は嫌いでなかったので何とか頑張れましたが、そもそも勉強の仕方や試験対策という感覚が良くわかっていなかったので、大学に入ってから苦労しました。
このように順風満帆に弁護士になったわけではないのですが、むしろ順風満帆でなかったからこそ、法的トラブルでつらい人、上手くいっていない人の気持ちがわかり、寄り添って話を聞くことがきているのかもしれません。

――秀島先生は大学でゼミをもったり、日本弁護士連合会や文部科学省のお仕事もしていたり、法曹養成にも注力されていると伺いましたが、それはどのような思いからでしょうか。

最初は、単に人に法律を教えるということが楽しく、趣味というか息抜きといった気持ちで大学にて法律を教えるようになったのですが、今では「自己研鑽」と「社会貢献」という目的をもって法曹養成に関わっています。
人に法律を教える場合、様々な観点からの質問に答えられなければなりませんので、司法試験に合格をする程度を超えて、深く法律を理解していなければなりません。そのため授業の準備として法律を掘り下げ研究することはもちろん、授業における学生の質問自体から新ためて法律の常識を見つめなおして新たな気づきが得られる場合もあります。これが「自己研鑽」としての側面であり、弁護士としての仕事にも活きています。
続いて「社会貢献」ですが、かつて身内が弁護士の不正行為によって被害を被ったことがありました。その経験もあり、弁護士という人の権利を守るべき者が人を裏切るということが決してあってはならないことだという思いが強いです。そこで、良い法曹を養成するために、実際に授業を通じて学生指導に当たるとともに、どのような制度を設ければ良い法曹が育つかを追求するべく、日本弁護士連合会や文部科学省の仕事を手伝わせてもらっています。

04 相談者に伝えたいメッセージ

心の平穏を取り戻すために、一緒に問題を解決しましょう

――最後に、相談者に向けたメッセージをお願いします。

弁護士という資格を有しているとはいえ、当然ながら私も一人の人間に過ぎません。
「弁護士にこんなことを相談したら悪いのでは?」などと気にすることなく、気軽にご相談に来てもらえればと思います。また、できるだけ丁寧に分かりやすく説明しますので、「自分の中で整理できていないまま相談をしても、弁護士のアドバイスを理解できないかも。」などと不安にならずに、ご相談に来てください。
一緒に問題に向き合わせてもらうことで、あなたが一日でも早く心の平穏を取り戻して新しい一歩を踏み出せるよう、是非とも協力させてください。
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