ささき こうしゅん

佐々木 幸駿弁護士

弁護士法人佐々木法律事務所

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刑事事件の示談成立は年間約70件、不起訴処分多数。スピード重視で企業法務にも強い弁護士の「交渉力」

刑事事件と企業法務を二本柱に掲げる佐々木法律事務所の佐々木 幸駿(ささき こうしゅん)弁護士。
刑事事件における最大の強みは、交渉力です。
性犯罪や横領罪を中心に、被害者との示談を成立させ、早期釈放や不起訴につなげた実績が豊富にあります。
少年事件でも、加害少年の社会復帰のサポートまで注力。
そんな佐々木先生が人の心をつかみ、信頼される秘密はどこにあるのでしょうか。

01 得意分野と強み①

性犯罪や横領罪などの示談は年間約70件。不起訴処分の実績多数


ーー現事務所は最初、刑事事件に特化する事務所として設立されたようですね。

刑事事件は弁護士になって以降、ずっと力を入れてきた分野です。
独立して現事務所を立ち上げる際も、刑事事件を中心に据えようと考えました。

現在も刑事事件が一番の注力分野であることに変わりはありませんが、それに加えて企業の顧問業務もかなり増えている状況です。
また、それ以外にも離婚・男女トラブルや交通事故、相続、労働問題など幅広いご相談をお受けしています。


ーー刑事事件では、犯罪の種類としてはどんなものが多いのでしょうか?

痴漢や盗撮、強制わいせつ、児童ポルノなどの性犯罪、それに横領罪や交通事故関連のご依頼が多いですね。

刑事事件は長期勾留や起訴となれば影響は甚大で、会社を解雇されたり、一家離散となったりと人生や生活が大きく狂ってしまう可能性があります。

それを回避するために重要になってくるのが、被害者との示談交渉です。
示談を成立させられれば大半は不起訴処分となり、前科はつきません。


ーーただ、交渉は一筋縄ではいかないと思います。

その点、私は交渉力にかなり自信を持っています。
示談は毎月5件以上、年間で60〜70件ほど成立させています。

交渉時に大事にしているのは、被害者感情に配慮した丁寧な話し合いです。
被害者は被害に遭って怒っていたり、傷つけられたりしているわけです。
こちらの都合だけで一方的に交渉するだけでは、到底理解を得られません。

細心の注意を払いながら、慎重に交渉を進めることが重要です。
相手の反応を見ながら、丁寧に一つひとつ言葉を選んでいくんです。
場合によっては、被害者のもとに出向いても相手の話を聞くだけで終わる日もあります。


ーーそうやって少しずつ、被害者とも信頼関係をつくっていくわけですか?

最初は、面会を拒否されることも少なくありません。
そういう場合でも、何度も電話で話し合うなかで、加害者である依頼者さまの犯行に至った経緯や反省している状況などを丁寧にお伝えするんです。
そのうち、実際に出向いてお話させていただくことを許してくださるケースが多いですね。

なかには、被害者の方から「もし今度、弁護士が必要になったときは相談します」と言ってくださることも少なくないんです。
もちろん、私はあくまで加害者側の代理人ですが、そんな風に被害者にも信頼いただけるようになるまで誠実に向き合うようにしています。

それと、依頼者さまのご家族に対するケアにも気をつけていますね。
ご家族のみなさんも、身内が突然逮捕され、これからどうなるのか大きな不安に襲われています。
そのためご本人との接見の内容や事件の進捗について、できる限りタイムリーにお伝えするようにしているんです。

02 得意分野と強み②

少年事件の更生、スピード重視の企業法務。民事トラブルも経験豊富


ーー示談交渉を含め、刑事事件はよく「時間との闘い」とも言われます。

逮捕から勾留決定までの時間は限られており、その間に素早く示談交渉を成立させる必要があります。
逮捕後の対応によって、結果が大きく変わってくるんです。
そうしたスピード感のある対応やフットワークの軽さも私の強みで、早期釈放の実績もたくさんあります。

「示談のためなら、どこへでもいく。」
それが私のスタイルで、例えば北海道内なら事務所のある札幌から函館まで、車や電車で5時間かけて駆けつけるようなこともよくあります。


ーー思い立ったら即行動、それが基本姿勢なわけですね。

小さい頃からスポーツが大好きでしたし、体力には自信があります。
小中高と長く続けていた野球は、速球で押すタイプのピッチャーでした。
柔道に入れ込んだ時期もあります。
もしかしたら事件対応のスピード対応やフットワークの軽さは、それに通ずる部分があるのかもしれませんね。


ーー過去の事件を振り返ると、いろんな依頼者の顔が浮かんでくると思います。とくに印象深い事件はありますか?

今パッと思い浮かんできたのは、ある少年の顔です。
大麻事件で逮捕された、当時10代だった少年事件を担当したときのことでした。
最初は私にまったく心を開いてくれなかったんですが、何度も会っているうちに打ち解けることができ、今は私が紹介した顧問先の会社で働いています。
顧問会社に相談し、面接を経て雇ってもらえることになったんです。


ーー少年の社会復帰までサポートされたわけですね。

当時、少年との接見時に心がけていたのは、彼にとって「頼れるお兄ちゃん」のような存在になることでした。

犯罪に手を出してしまった裏には、複雑な家庭環境がありました。
ただ、そのあたりのことは警察官にしつこく質問されていたはずです。
ですから、私はあえて犯罪の背景には突っ込まず、好きなマンガの話をするなど友人感覚でコミュニケーションを重ねていきました。
すると次第に、心を開いてくれるようになったんです。
その少年とは、今でも連絡を取り合っているんですよ。


ーー2本目の柱である企業法務についても、詳しくお聞きできますか?

顧問先の業種は保険や建設、不動産、人材派遣など幅広いですが、特徴的なのは20〜30代の若手経営者、スタートアップやベンチャーとのお付き合いがとくに多い点ですね。
おそらく、年齢が近いこともあって親近感を感じていただけているんだと思います。
もちろん、年配の経営者や昔ながらの地場企業などとのお付き合いもありますよ。

企業法務において私が最も大事にしているのは、レスポンスの早さです。
働く従業員やそのご家族の生活を背負っている。
そんな思いで、スピーディーに事件対応に当たらせていただいています。

それ以外の分野でも、離婚・男女トラブルでは離婚調停や不貞の慰謝料請求、複雑な財産分与のほか、養育費や面会交流などお子さんが絡む問題などで多くの実績があります。
また、交通事故でも保険会社との示談交渉や後遺障害等級認定、賠償金の増額などについて経験を積んできました。
刑事事件と同様、交渉力などには自信があるので、安心してご相談いただきたいですね。

03 弁護士としての信念・スタンス

最も身近なよき相談相手に。私が「先生」と呼ばれたくない理由


ーー次に、分野を問わず依頼者との接し方などで大事にしていることも教えていただけますか?

弁護士はよく「先生」と言われるじゃないですか。
多くの人にとって弁護士は敷居が高く、近寄りがたい存在に見えてしまっている面があります。
私はそうではなく、依頼者さまにとって最も身近で何でも話せる、よき相談相手でありたいと思っているんです。

そのためにも、依頼者さまと接する際はできるだけフランクに、自分をさらけ出すようにしていますね。
少しでもお話しやすいように、会話だけでなくノーネクタイにジャケットスタイルでいることも日常茶飯事です。
実際、「弁護士っぽくないですね」と言っていただけることがたくさんあります。


ーーそうした飾らないスタイルが、依頼者から信頼される要素になっているんでしょうね。

私は昔から人と会うこと、話をすることが好きなので、近い距離感を心地よく感じていただけているなら、うれしいですね。
とくに企業法務のご相談では、経営者のみなさんの人のつながりから顧問先をご紹介いただくことがたくさんあります。


ーー今後も、やはり依頼者と二人三脚で歩んでいく覚悟ですか?

「先生」ではなく「佐々木さん」と呼んでいただけるような、誰にとっても身近な弁護士であり続けたいですね。

出身は岩手県ですが、北海道で就職したのは、何よりも人が穏やかでやさしいところに惹かれたからです。
そんな大好きな地域の方々のために、これからも力を尽くしていきます。
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