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もりた さとし

森田 聡弁護士

新虎通り法律事務所

内幸町駅

東京都港区西新橋1-21-8 弁護士ビル806

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相続・遺言

取扱事例1

  • 協議

遺産分割協議

依頼者:70代 女性

【相談前】
子どものいない夫婦で夫が亡くなった事案です。
夫の遺産には自宅不動産とわずかな預貯金であり、共同相続人である夫の兄弟から相続分を主張された場合、預貯金からは支払いができないので対応をしてもらいたいとのご依頼がありました。
夫の兄弟は遠隔地に居住しており長らく連絡も取っていないという状況でした。

【相談後】
夫のご兄弟にお手紙を出し、事情を丁寧に説明した上で、若干のお礼をなした上で、相続分を主張しない内容の遺産分割協議書の作成への協力をお願いし、応じて貰いました。

【先生のコメント】
さまざまなご相談を受ける中で、親兄弟といった親族の気持ちをふまえることなく一方的な要求をしてしまうケースがあります。
例えば、本事案などでは、妻なのだから、財産はわずかなのだから、長らく交流もなかったのだからといった理由で、全ての遺産は妻が相続するのが当然という態度で共同相続人に接する場合がそうです。
ですが、共同相続人は故人の親兄弟であり、妻の知らないところでの故人との関わりというものもあります。
きちんと事情を話してくれたから理解できたし、妻の気持ちもわかるので遺産はいらないという態度を示してくれる共同相続人も少なくありません。
本事案も丁寧な対応を取る中で共同相続人は故人との思い出を語ってくれるようになり、相続分もいらないという態度を取ってくれたことが何よりでした。
相続事案は本事案のように円滑に解決するものもあれば、10年戦争と呼ばれるように非常に複雑困難なものとなることもあります。
私は、複雑困難な事案のご依頼を受けることの方が多いですが、解決事例の一番手としては尤も望ましい形で解決した本事案を上げたいと思います。