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うえば とおる
上羽 徹弁護士
法律事務所奈良中央
新大宮駅
奈良県奈良市大宮町5-3-14 不動ビル402
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  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

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インタビュー | 上羽 徹弁護士 法律事務所奈良中央

交通事故でカメラを装着し、自ら現場検証。ガジェット好き弁護士、徹底調査で証拠を覆す

刑事事件で有名な代表弁護士のもとで15年働き、独立した法律事務所奈良中央の上羽(うえば)徹弁護士。
15年の間に培った徹底した調査力で、刑事や交通事故における難題事件の謎を解き明かしてきました。
パソコンを改造するほどのガジェット好きで、インターネットの誹謗中傷に精通しているのも強みです。
あえて裁判所からはなれた地域で開業した理由は何だったのでしょうか。

01 弁護士としてのキャリア

刑事で有名な事務所に15年。和歌山カレー事件の再審弁護団も


ーー第一印象として、長髪がパッと目に飛び込んできました。ご自身のトレードマークなのですか?

いいえ、これには理由があって、ある事件の証拠を検証するためなんです。
1998年に起きた和歌山毒物カレー事件をご存知ですか?
カレーに混入された毒物によって多くの人が亡くなったり、中毒症状を起こした事件です。
被告人の死刑判決は確定していますが、再審を求める弁護団に加わっています。
私は、死刑と断じることのできる証拠は皆無の事件だと確信しています。

有罪の根拠となった証拠の一つに、毒物が付着していた被告人の毛髪鑑定書があります。
被告人は髪をかき上げる癖があったので、指についた毒物が髪の毛に付着したとされたのです。しかし、本当にそうなら、鑑定書記載のようには付着しないように思われるのです。そこで、付着状況を再現するために伸ばしているのです。
伸ばし始めて、もう1年半ほどになります。
確かに驚かれることもありますが、ご相談者さまからは「物腰が柔らかく、話しやすい」と言っていただけることが多いんですよ。


ーー大きな事件にも関わっているのですね。

比較的大きな事件も含めて、刑事事件の経験は豊富です。
独立前に勤めていた事務所の代表は、日本弁護士連合会の副会長を務め、取り調べの可視化の実現に尽力するなど、関西では刑事事件で有名な弁護士でした。

私はそこに15年ほど在籍し、相当な数の刑事事件を扱ってきました。
逮捕後や勾留中の身柄の早期解放、起訴猶予などの実績はたくさんあります。

02 現在の事務所

裁判所から離れた地域に事務所を開設した理由


ーーその後独立されたのは、どういう理由からだったのですか?

以前の事務所は、奈良地方裁判所の近くにありました。全国的にも、法律事務所の多くは裁判所の近くにあることが多いですよね。

今の事務所は、奈良の商業の中心地である奈良中央郵便局の西隣にあります。この近辺には、奈良公証人役場や損害保険会社などがあり、人が多く行き交う場所です。ところが、法律事務所はありませんでした(2020年4月現在)。
つまり、このエリアには法律問題を抱えながらも、気軽に相談できずに困っている方々がたくさんいらっしゃると思ったのです。

困っている方々のそばに、自ら飛び込みひとりでも多くの人の助けになりたい。
そういう思いで独立しました。

03 私の得意分野・注力案件①

交通事故、小型カメラとレーザー計測器で徹底検証


ーー独立した現在、刑事事件のほかにはどんな依頼や相談を受けることが多いですか?

刑事に加えて依頼が多く得意としているのは、交通事故とインターネット問題です。

とくに交通事故と刑事事件について言えることですが、私の持ち味はフットワークの軽さと徹底した調査力です。
小さなヒントを絶対に見逃さない、という思いで積極的に事件の現場に足を運んでいます。

例えば交通事故では、小型カメラをつけたヘッドマウントカメラを頭に装着して、実際に現場を車で運転します。
この撮影方法により、運転席からどう見えていたのかを正確に再現することができるのです。
あとは、レーザーで距離を計測する機器もよく使っています。
巻尺で計測する人もいますが、この機器を使えば瞬時に距離がわかります。


ーーかなり本格的な捜査をされるのですね。

どちらも市販されていますし、飛び抜けて高額なものではありません。
ただ、私以外に使っている弁護士を見たことはほとんどないですね。

カメラや計測機器は、現場の状況を証拠化するのにとても役立っています。
例えば、運転中の映像をスクリーンショットし、裁判の証拠にするわけです。
それによって裁判官の心象を動かし、結果を有利に導いてきたこともあります。


ーーとても頼もしく感じます。

高速道路のETC(電子料金収受システム)の仕組みを紐解き、過失割合を逆転させて裁判もあります。

04 私の得意分野・注力案件②

ネットの誹謗中傷に対応。デジタルの仕組みを熟知


ーーインターネット問題も、誹謗中傷など深刻な被害が出ている分野です。

インターネットやSNS上の誹謗中傷の書き込み削除や発信者情報の開示、損害賠償請求などについて、ご相談をたくさんいただいています。

私の強みは、パソコンやインターネットの仕組みに詳しいことです。
デジタルガジェットをいじるのが趣味で、パソコンは大抵バラしてアップグレードしています。
子どものころからプラモデルが好きで、テレビやビデオデッキの外装を外して中身を見ていました。
コンピュータやインターネットの知識は、豊富だと自負しています。

誹謗中傷された側だけでなく、誹謗中傷したことで相手から訴えられた人の弁護を担当したこともあります。
この問題は現在、発信者情報の特定を容易にしようという制度改正の動きもあります。
悩みを抱え込まずに、私を頼っていただけるとうれしいですね。


ーー事件の調査もパソコンの組み立ても、徹底ぶりがとても印象的です。

どこまでも食らいつき、やるからには徹底的にやる。
それが私のスタイルであり、信条です。

これはもともとのキャラクター、性格でもあります。
昔から些細なことに疑問を抱き、小さな変化に勘が働くところがありました。
パソコンいじりも、「なぜだろう?」という疑問から始まったことです。
そして、それは事件のポイントや問題点を見抜くうえでも役立っています。

05 相談者へのメッセージ

利便性第一の事務所。どっしり構えず、自ら手を差し伸べる


ーー最後に、読者にメッセージをお願いできますか?

弁護士はどんどん増え、生存競争の時代に突入しています。
事務所にどっしり構えて依頼者さまを待つのではなく、こちらから積極的にSOSの声に耳を澄ませ、手を差し伸べていくべきです。

当事務所は最寄りの新大宮駅から徒歩3分、足を運んでいただきやすい利便性第一の事務所です。
即日、土曜祝日、夜間の対応を可能な限り行っていますし、対面だけでなくWebでのご相談も可能です。
また、女性弁護士も在籍しています。

刑事事件や交通事故、インターネット問題のほかにも、離婚・男女問題や相続・遺言、企業法務など幅広くご相談をお受けしています。
私が全力で解決しますので、法律トラブルでお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。
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