なかい こうじ
中井 宏二弁護士
中井法律事務所
南森町駅
大阪府大阪市北区西天満3丁目5-10オフィスポート大阪306
新聞記者歴9年・弁護士歴8年。豊富な人生経験と取材力を武器に相談者の身近な悩みと向き合う
中井法律事務所の中井 宏二(なかい こうじ)弁護士。
新聞記者から弁護士への転身という異色の経歴をもち、これまでに多くの人間ドラマを見つめてきました。
そんな中井先生に、メディア出身で法曹の職を志した理由や、弁護士としての実績、強み、相談者に伝えたいメッセージなどを伺いました。
新聞記者から弁護士への転身という異色の経歴をもち、これまでに多くの人間ドラマを見つめてきました。
そんな中井先生に、メディア出身で法曹の職を志した理由や、弁護士としての実績、強み、相談者に伝えたいメッセージなどを伺いました。
01 経歴
新聞記者として数々の事件・事故を取材。30代で一から法曹の道へ
――中井先生は元新聞記者とのことですが、新聞記者から弁護士に転職するまでの経緯を教えていただけますか?
大阪の大学を卒業後、出身地香川県の四国新聞に新卒で入社して記者のキャリアをスタートしました。
警察司法担当として、事件や事故を取材して1年半で読売新聞に転職。
鳥取県の米子支局を振り出しに、和歌山支局、阪神支局、大阪本社で勤務し、そのなかで毒物カレー事件やJR福知山線脱線事故など、メディアでも大きく取り上げられた事件や事故の取材も経験しました。
その後、法曹の道を目指して京都大学のロースクールへの入学のため、33歳のときに読売新聞を退職しました。
ロースクールを修了してから修習期間を経て2012年に弁護士登録。
今年(2020年)で弁護士歴は8年目を迎えました。
――記者時代は事件とどのように関わっていたのでしょうか?
記事のネタとなる情報を仕入れるため、被害者や加害者、検事や弁護士、捜査当局などに取材したり、裁判を傍聴したり、記者会見に足を運んだりしていました。
長期的に密着して追いかける事件や事故では、被害者や加害者をはじめ、関係者との関わりが深くなることもありました。
02 弁護士としての実績・強み
離婚や交通事故、債務整理など“生活の悩み”を解決。記者経験が相談者を助ける強みに
――中井先生は弁護士として、これまでにどのような事案を担当されてきましたか?
記者時代に追いかけていたような刑事事件の経験も豊富にありますが、離婚や相続といった家庭内のトラブルや、交通事故、債務整理など、より身近な事案が割合として多いです。
――弁護士の仕事で記者時代の経験が活きると感じることはありますか?
9年間の記者生活で培った豊富な社会人経験は今の仕事でも役に立っていると感じます。
取材を通してさまざまな年齢や業種の人と関わり、社会のいろいろな事象に触れ、ひとつの価値観に囚われない多様性を養いました。
――社会人経験の少ない弁護士の先生と比べると、そのあたりは強みと言えるかもしれませんね。
また、記者として磨いた「聞き出す力」と「書く力」もこの仕事では欠かせない要素です。
相談者の話を引き出して要点をまとめ、法の解釈に沿って裁判官に伝わるように文章化できます。
03 弁護士を志した理由
新聞には載らない“目の前で困っている人”のために
――中井先生は、なぜ記者から弁護士に転身されたのでしょうか?
事件や事故の情報を発信する記者の仕事は、社会への影響力が大きい反面、あくまで本人は第三者であり、目の前で困っている人に直接手を差し伸べて救うことはできません。
肉体的にも激務が続くなか、違った形で被害者や加害者と関わりたいと思うようになっていきました。
――無力感が募っていったということですね。
そうですね。また、新聞ではセンセーショナルな事件や大きな災害など、社会的に関心が集まる事象を取り上げますが、現実ではたくさんの人が身近な問題を抱えています。
新聞社にも、当時毎日のように一般の方からの相談が寄せられていました。
記事にはできない日常的な悩みを解決するお手伝いがしたいという気持ちが強くなり、弁護士になることを決意しました。
――30歳を過ぎて大手新聞社の記者を辞めることにリスクは感じませんでしたか?
不安がなかったというと嘘になりますが、それよりも使命感が勝り、弁護士になるなら今しかない。これが最後のチャンスかなと。
家族も背中を押ししてくれました。
ロースクールに入学すると頭の良い人ばかりで、ついていくだけで精一杯。
事件や事故を取材していただけで、法律の専門知識は全くありませんでしたから。
そのときはすでに新聞社を退職していたので、「後がない」という気持ちで、とにかく必死で勉強しました。
04 仕事のやりがい・相談者へのメッセージ
どんな相談でも冷静に対応します。あなたの決断を全力でサポートします
――仕事のやりがいを感じるのはどんなときでしょうか?
相談者一人ひとりの悩みに応じて道筋を考え、解決に繋がるときに感じる喜びはとても大きく、何年経っても仕事は楽しいです。
――やりがいも大きい分、大変なことや不安を感じることも多いのでは?
記者時代の激務で心身共に鍛えられたせいか、辛いと感じることはあまりありません。
多くの事象に触れ、人の生き死にもたくさん見てきました。
人生経験は豊富な方だと思うので、どんな相談でも動じることなく、冷静に対処できます。
――ありがとうございました。それでは最後に、相談者の方に向けてメッセージをお願いします。
どんなに些細な悩みでも構いません。
お話を聞いて共に考え、解決方法の選択肢を、リスクも含めてしっかりとご説明します。
弁護士ができることはあくまで“サポート”。
決断するのは相談者様ご自身です。
安心して最良な決断をしていただけるよう、豊富な経験を武器に全力でサポートいたしますので、どうぞお気軽にご連絡ください。