離婚・男女問題の事例紹介 | 林 克樹弁護士 林総合法律事務所

取扱事例1

• 性格の不一致

離婚に応じない夫を説得し調停離婚が成立した事例

◆依頼者
・結婚後、考え方の違いなどから些細なことで口論が多発。
・相手方（夫）との「性格の不一致」を理由に離婚を希望したが、相手方は離婚に応じてくれない。
・同居生活を続けることに苦痛を感じたため、相談者は子を連れて実家に転居。
・離婚の可否、養育費、財産分与について聞くため弁護士に相談。

◆内容
別居に至る事情を聴いたところ、現時点で仮に裁判になった場合に離婚が認められる可能性は低いと思われた。
調停を申し立て、妻が長年傷ついてきたこと、妻の離婚する意思が固いこと、離婚しても子どもとの面会交流に協力すること等を、相手方に丁寧に説明することで相手方も納得し離婚が成立した。
また、希望金額での財産分与・養育費の支払にも応じてもらえた。

◆弁護士のコメント
離婚には、協議離婚、調停離婚、裁判離婚がありますが、いずれもメリットとデメリットがあり、相談者の置かれた状況により適切な手続を取ることが必要となります。本件は、裁判離婚は認められない可能性が高いため、調停における協議で解決するのがベストの事案でした。

取扱事例2

• 不倫・浮気

不倫を理由に３００万円の慰謝料を請求されたが、弁護士の交渉により、５０万円で和解が成立した事例

◆依頼者
・相談者は既婚女性と不倫をしてしまった。交際相手の夫の代理人弁護士から、３００万円もの慰謝料の支払いを求める内容証明郵便が届いた。
・高額であったことから支払うことができず、弁護士に相談。

◆内容
当初、相手方は裁判も辞さない構えだった。しかし、婚姻関係の破綻を基礎づける事実や、不倫の期間が短いこと等、慰謝料を低減するための事情を主張し、粘り強く交渉を重ねた。
その結果、相手に訴訟を断念させ、最終的には５０万円を支払う内容で和解が成立した。

◆弁護士のコメント
慰謝料の金額は、婚姻期間の長さや婚姻生活の状況、不倫の期間・その内容や頻度、子どもの有無や経済的な事情など、さまざまな要因によって増額されたり、減額されたりします。
突然、慰謝料を請求されても慌てることなく、まずは弁護士までご相談ください。