◆事件内容
通勤中の電車内で，女子高生のお尻を服の上から触ってしまったという痴漢の事件です。
依頼者は素直に捜査に応じており，逮捕はされていませんでしたが，今後の状況次第では逮捕される可能性もありました。

◆解決の方針・結果
ご依頼後，すぐに示談交渉を開始しました。
交渉の結果，依頼者が当初用意していた示談金を支払うという内容で示談が成立しました。
その結果，不起訴となり，逮捕されることも勤務先に知られることもありませんでした。
事件後すぐにご依頼いただいたことで，早期解決となりました。

◆事件内容
駅のホームに落ちていた財布を持ち去ってしまい，逮捕された事件。

◆解決の方針・結果
事件当初，検察官からは，同種の事件では起訴しなかった前例がないとの理由で，示談が成立しても起訴すると告げられていました。
また，示談交渉を始めたものの，被害者は示談に難色を示し，交渉は難航しました。
しかし，謝罪や今後の更生について丁寧に説明した結果，示談に応じていただくことができました。
その後，検察官にも説明を重ね，なんとか無事に不起訴となりました。
依頼者だけでなく弁護士も諦めないことが大切だと，改めて実感した事件です。

◆事件内容
勤務先で財布を置き引きした事件。依頼者は同様の犯罪を複数行っていました。

◆解決の方針・結果
家族の協力を得て示談金を準備し，全ての被害者と示談を成立させました。
また，保釈請求を行い，早期に社会復帰することができました。
さらに，再犯防止のために，今後の就労に関する計画や治療の予定について，依頼者と家族を交えて話し合いました。
これらの活動が裁判官に大きく評価され，執行猶予を獲得することができました。

◆事件内容
大麻の所持で逮捕・勾留された事件。

◆解決の方針・結果
依頼者は普段は真面目に仕事をしており，職場での評価も高い方でした。
そこで，勤務先の社長と連絡を取り，今後の雇用を約束してもらっただけでなく，裁判にも証人として出廷していただきました。
また，保釈請求が認められ，勤務を続けることもできました。
その結果，更生に向けて積極的に取り組んでいることが裁判官に大きく評価され，執行猶予を獲得することができました。

◆事件内容
依頼者は交通トラブルの末に口論となり，被害者に暴行を加えてケガを負わせてしまい，その際に被害者の所持品も壊してしまいました。

◆解決の方針・結果
ご依頼後，すぐに被害者と示談交渉を行い，被害の賠償を行うという内容で示談が成立しました。
その結果，不起訴となりました。示談金は依頼者が想定していた範囲内の金額で収めることができ，大変満足できる結果となりました。

◆事件内容
依頼者は知人から誘われてオレオレ詐欺の現金受け取り役（受け子）をするようになりましたが，それが発覚して逮捕されてしまいました。
複数件の被害が判明し，被害総額は数百万円に上っていました。

◆解決の方針・結果
依頼後，全ての被害者との示談交渉を開始しました。
また，保釈請求が認められたため，依頼者は被害者へ賠償するためのお金を，自分で準備することができました。
その結果，一部の件については示談が成立し，被害弁償をすることができました。
本件のような特殊詐欺は厳しく処罰される傾向が強いですが，依頼者の努力が裁判官に評価され，執行猶予を獲得することができました。

◆事件内容
依頼者は，オレオレ詐欺の現金受け取り役（受け子）を任され，被害者の自宅まで現金を受け取りに行ったところ，警察官に逮捕されてしまいました。
依頼者は，任された内容がオレオレ詐欺であるとは全く知りませんでした。

◆解決の方針・結果
依頼者は拘束されて厳しい取り調べを受けており，肉体的・精神的に相当追い込まれている状況でした。
そこで，連日接見へ行き，アドバイスをするだけでなく，家族からの言葉を伝えるなどして依頼者を励まし続けました。
依頼者はアドバイスに従って適切な対応をすることができ，不起訴処分となりました。
弁護士が依頼者と共に考え抜き，早期に適切な対応をすることができました。

◆事件内容
依頼者は知人女性と性行為を行ったところ，その女性から性行為に同意がなかったと主張され，告訴されてしまいました。
依頼者は強引な取調べを受けており，事実に反する内容を供述させられていました。

◆解決の方針・結果
ご依頼後，取調べに対するアドバイスをするとともに，相手方女性との交渉に入りました。
その後も依頼者は何度か取調べを受けましたが，アドバイスに従って適切な対応をすることができ，不起訴となりました。
また，女性に対しては金銭を一切支払わずに，事件終了となりました。対応を誤れば起訴されてしまった可能性がありましたので，ご依頼いただけて本当に良かったです。

◆事件内容
依頼者はSNSで１３歳未満の女性と知り合い，性行為をしましたが，それが強制性交等罪に当たるとして逮捕・勾留されてしまいました。

◆解決の方針・結果
ご依頼後に依頼者と接見したところ，反省しており，示談を希望していました。
そこで，すぐに示談交渉に入りましたが，被害者のご両親はお怒りであり，当初，示談は断られてしまいました。
しかし，数か月かけて交渉を重ねた結果，示談に応じていただけました。
本件のような事案で執行猶予を獲得することは難しいことが多いですが，示談が成立したことなどが有利に評価された結果，執行猶予を獲得することができました。

◆事件内容
依頼者は酒に酔った勢いで，他人の家に侵入して物を盗んでしまいましたが，まだ逮捕はされていませんでした。
しかし，依頼者は大手企業に勤めており，逮捕されれば報道されてしまう可能性や，懲戒解雇されてしまう可能性がありました。

◆解決の方針・結果
依頼者は逮捕される前に自首することを希望していたため，弁護人と共に警察署へ行き，自首することを決めました。
本件のような侵入窃盗の事案は逮捕されるのが一般的ですが，弁護士から警察官に対し，逮捕をする必要性がないことや，依頼者が深く反省しており逃亡する可能性がないことなどを説明し，納得してもらうことができました。
その結果，逮捕されず，依頼者は通常どおりの勤務を継続することができました。さらに，被害者との示談も成立したため，不起訴となりました。