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おかもと けんすけ
岡本 健佑弁護士
弁護士法人プロテクトスタンス 大阪事務所
東梅田駅
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インタビュー | 岡本 健佑弁護士 弁護士法人プロテクトスタンス 大阪事務所

困っている人の道しるべに。大手メーカーの企業内弁護士を経て、交通事故の被害者救済に注力

「困っている人の道しるべになりたい」と願い、弁護士になった弁護士法人プロテクトスタンスの岡本 健佑先生。
得意とする交通事故被害者からの相談には、依頼者が生活を立て直せるまで支えるという姿勢で尽力しています。
企業内弁護士だった経験から労働問題にも強く、理不尽な目に遭う人たちを救うべく日々奮闘する弁護士です。
「人との出会いは財産」と優しく語る岡本先生に、これまでのキャリアや内に秘める信念などを伺いました。

01 弁護士になるまで

困っている人の道しるべに。幼なじみが背中を押してくれた


――岡本先生はなぜ弁護士を目指したのでしょうか?

理不尽な目に遭った人々に対し、手を差し伸べられる仕事へ就きたいと思っていたからです。
高校生の時に自宅が窃盗の被害に遭い、50万円ほどの現金を盗まれたことがあるんです。
警察の現場検証などを目の当たりにしましたが、最終的に現金は手元に返ってきませんでした。

そのような経験があったので、高校生の頃は警察官を目指していた時期もありました。
ただ、大学の法学部に進学して知人から相談を受ける機会があったのですが、その時は満足できるアドバイスができずに悔しい思いをしました。
そこから「困っている人の道しるべになれる仕事に就きたい」と思うようになり、一念発起して弁護士を目指し始めたんです。


――ロースクールへ進学するための勉強はいかがでしたか?

友人たちが就職活動を始める大学3年生の秋からロースクール進学に向けて勉強を始めました。
弁護士を目指す人たちの中ではおそらく遅い方だと思います。

進学するために予備校にも通っていたのですが、大学の勉強と両立するのは大変でしたね。
親は背中を押してくれましたが、学費を負担させてしまったことに申し訳ない気持ちもありました。
必死の思いで勉強を進め、無事に進学できたのはうれしかったです。


――その思いを胸に、司法試験の勉強にも励まれたんですね。

はい。ロースクールでも苦労して勉強したので、司法試験に合格したときの喜びは大きかったです。
実は試験の結果にあまり自信がなく、どうせ落ちていると思っていたので、結果の確認はわざわざ会場まで行かずにネットで済まそうとしていたんです。

そのとき、幼なじみが私に「現地で確認した方がいい」とすすめてくれました。
彼は以前、赤信号を無視した車にはねられて、頸椎(けいつい)を骨折し、後遺症を抱えていました。
ロースクール在学中に相談を受けましたが、あまり力になれなかったことにもどかしさを感じていたんです。
そんな彼が「合格発表は見に行くべきだ」と背中を押してくれて、今こうして弁護士となっているのはとても感慨深いです。

02 弁護士としての第一歩

企業内弁護士として一般企業へ。友人の後押しで移籍を決意


――キャリアのスタートは、大手精密機器メーカーの企業内弁護士だったそうですね。

最初から法律事務所に入所しなかったのは、まずは企業で働いて社会経験を積んだ方が、より相談者の目線に立った弁護士になれるかもしれないと考えたからです。
その企業では法務部に所属し、海外企業と交わした契約書のチェックを中心に、労務や人事、コンプライアンスなどに関連する業務を担当していました。

企業で働いていた経験は、今でも相談者や依頼者と向き合う場面で役に立っていると思います。

たとえば交通事故の被害者となった相談者の中には、休職が必要なのに仕事を休むことに不安を感じる方もいます。
会社を休むと「職場での立場が悪くなるのではないか」と悩まれることが多いですが、企業で働いていた経験があるからこそ、相談者の気持ちに寄り添った対応ができていると思います。


――なぜ企業を退職して法律事務所に入所されたのですか?

企業でずっと働くという選択肢もありましたが、やはり目の前で困っている人を最後まで支えられる仕事をしたいと思い、法律事務所へ移ることを考えるようになりました。
移るきっかけになったのは、司法修習生時代からの友人と食事をした際、「知り合いが弁護士を探している」という話になったことでした。

企業内で5年ほど働いてから、友人に後押ししてもらうように法律事務所へ移り、思い描いていた弁護士像に一歩近づくことができたと思います。


――人生の節目ごとに周囲の方から後押しされているのは、先生に人徳があるからかもしれません。

人徳があるというのはおこがましいですが、周囲の方たちに後押しされているというのは本当にそのとおりで、今でも多くの方に支えられていると感じています。
企業で働いていた時の同僚や先輩と今でも交流があり、法律に関する相談を受けることもあります。

人との出会いは財産ですし、支えられていることに恩返しするためにも、「困っている人の道しるべになる」という思いを今も大切にしています。

03 弁護士としての強み

交通事故の豊富な経験。生活を立て直すまでが自分の仕事


――現在の弁護士法人プロテクトスタンスでは、主にどういった事件を担当されていますか?

コロナ禍の影響もあり、借金問題に対する債務整理を担当することが多いです。
中には「明日の生活すら危うい」と来られる方もいるので、注力しなければならない分野です。

浮気・不倫の慰謝料請求や男女・離婚問題、交通事故、不当解雇といった労働事件なども多いですし、刑事事件や少年事件を担当する場合もあります。
また、企業法務を取り扱うことも多いので、企業内弁護士の経験を活かせていると実感しています。

――様々な分野を担当されていますが、得意分野はなんですか?

弁護士法人プロテクトスタンスに入所する前は交通事故に注力した法律事務所に在籍していたので、交通事故が得意分野だと思います。
特に被害者から相談・依頼を受けることが多いです。

被害者は大ケガや後遺症に苦しむだけでなく、十分な賠償を受け取れないことにも苦しむケースが少なくありません。
大ケガや後遺症から立ち直るのは被害者自身ですが、十分な賠償を受け取ることができるよう、弁護士として保険会社との交渉などに最大限の力を尽くしたいと考えています。


――印象的だった交通事故関連の事件はありますか?

自転車でトラックとぶつかり、一時は集中治療室で生死をさまよった方からの依頼です。
1ヶ月の入院生活を経て意識不明の状態から回復し、退院した直後にお問い合わせいただきました。

依頼者は「左ひざに違和感がある」と訴えていましたが、右足の負傷が大きかったので、右足の治療が中心で、左ひざは後回しになっていました。
依頼者の話を聞いて、左ひざの検査も早く受けるよう提案したところ、じん帯を負傷していることが分かりました。
様々な事故で負傷した方からの依頼を受けきた経験を活かすことができたと思います。

幸いにも痛みはなくなり、仕事にも復帰できましたが、移動や階段の上り下りなどに支障をきたすようになりました。
医師との面談を繰り返し行い、依頼者の症状をきちんと説明したことなどにより、該当すると考えていた後遺障害の等級を認定してもらうことができました。
依頼者から「先生に相談してよかった」と言っていただき、弁護士としてのやりがいを実感しましたね。

04 弁護士としての信念

理不尽な目に遭ってほしくない。今後は労働問題へさらに注力


――ちなみに、日々の息抜きはありますか?

戦国時代の武将が好きで、企業で働いていた時は社内に「戦国時代サークル」を立ち上げるほどでした。
自宅には様々な武将グッズがあり、各地のお城にある資料館で当時に思いを巡らせる時間も好きです。
好きな武将を挙げればキリがないのですが、1人選ぶなら、生涯かけて様々な将軍に愛された藤堂 高虎です。
出世のため何歳になっても能力を身に着けようとした貪欲さや、相手に対する洞察力などを尊敬しています。


――今後、どのような弁護士として活躍していきたいですか?

交通事故分野をさらに自分の強みにしたいという思いもありますし、企業内弁護士としての経験を活かして労働問題も積極的に取り組みたいです。

コロナ禍の影響でリモートワークが普及したことなどにより、新たな労働問題も出てくる可能性があるので、注力する必要があると考えています。

初心を忘れず、理不尽な被害に遭っている相談者と真摯に向き合っていきたいです。
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