さくだ けんご

作田 憲護弁護士

弁護士法人アドバンス仙台事務所

宮城県仙台市青葉区中央1-10-1 ヒューモスファイヴ8F
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注意補足

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実家の福祉施設を手伝っていたので、高齢者の権利を守りたい。

弁護士法人アドバンス仙台事務所所長の作田憲護(さくだ・けんご)弁護士。ご実家が福祉施設を営んでいて、幼い頃から手伝いをしていたそうです。その経験から「高齢者の権利」を法律で守ることを特に意識しているそうです。そんな作田先生に、これまでのご経歴や弁護士という仕事に対する想いについて伺いました。

01 弁護士を志した理由

出店が学祭で売上1位になり、もっとお客様のありがとうを身近に感じたいと思った。

――作田先生はどんな経緯で弁護士になられたのですか?
大学の法学部に入り、始めは検察官を志望していました。ちょうど食品偽装問題や違法建築問題が表沙汰になった時期でしたので、法の穴を潜り抜けようとする人々を正しく導きたいと思っていました。そんな中、学祭の出店の責任者を任せられることになり、弁護士志望に変わったのです。

「揚げアイス」の出店を出したのですが、当時は目新しく、仲間の協力と、たくさん来てくれたお客様のおかげで、売上1位を取ることができました。看板の装飾に力を入れて、より上に掲げました。また、アイス自体は安くして、10円20円のトッピングにバリエーションを持たせ、トッピングの利幅が大きくなるような戦略でいきました。すると、カップルで、女性が男性にトッピングをねだるという流れができあがり、上手く売ることができました。

そんな折、アイスをあげるフライヤーが1時間壊れてしまったのです。30人ぐらいの行列が進まなくなってしまいました。そこで急きょ、手書きの「整理券(トッピング無料)」を配布し、事なきを得ることができました。臨機応変な対応は現在の弁護士業にも活きていると思います。

この経験で「仲間のありがとう」と「お客様のありがとう」を受けることができて、もっとこれらの「ありがとう」を身近に感じたいなと思いました。検察官はどちらかというと「公」の仕事で、弁護士は「対個人」が多い仕事です。となると、弁護士の方が「身近なありがとう」を受けることが多いと考えたのです。

02 弁護士としての活動

得意分野は栃木と仙台で培った「土地問題」です。

――これまではどういった案件を扱っていらっしゃったのでしょうか?
仙台の前は栃木で弁護士をしていました。土地問題が多かったです。仙台も土地問題は多いのですが、土地の境界は法律できちんと決まっていない場合も多いです。都会できちんと区画整理されている場合は別ですが、田舎ですと、特に畑は境界が曖昧です。境界の目印にしていた木が枯れて無くなったりすると、問題になります。木はやろうと思えば引っこ抜いて、別の場所に植え替えることもできてしまいますからね。そのような土地に関するトラブルの経験値は高いです。

――最も印象に残っている案件はどういったものがありますか?
まず、弁護士として最初に担当した事件は忘れられません。「企業の後継者争い」という大きな事件だったのですが、まだ30歳にもなっていない若造の私に、当時の所長はこの事件を任せてくれました。若輩者に務まるのかと不安でした。ところが、お客様は私の年齢や経験など気にしていませんでした。むしろこの事件をどう解決へ導くか、その一点に集中されていました。ここで学んだのは「お客様にとって、弁護士の年齢や経験はどうでもいい。とにかく事件を解決してほしいんだ」ということです。よって、私は変に委縮せずに尽力できました。社長が依頼人で、相手方は弟だったんですが、無事、会社を守ることができ、引き続き社長が業務を仕切ることになりました。社長は涙を流して喜んで握手をしてくれて、高い達成感を得ることができました。

もうひとつ、とある栃木での交通事故の案件も印象に残っています。傷やドライブレコーダーなどが無く、どっちが悪いか、どっちが加害者か被害者かわからない案件でした。このような場合は、責任の所在は5:5になるのが慣例です。しかし、依頼者は「可能性の低い細かい要求まで通そうとする」というタイプでした。つまり、「0:10」で相手が悪いと主張していたのです。相手方の弁護士からも「大変だねえ」と労われるほどでした。私は「通る可能性の低い細かい要求がなぜ通りにくいか?」を何時間もかけて、納得してもらえるまで毎回説明しました。その結果、5:5の決着に収まりました。

この案件から学んだことは、いろんな依頼者がいるけれども「逃げたらダメ」ということです。少しでも逃げの姿勢を見せてしまうと、態度が豹変してしまうことが多いです。よって、正面から向き合い、何日でも何時間でもかけて、納得してもらえるまで、説明することが本当に大事だと学びました。

裁判が終わった後、私は仙台に職場を移すことが決まりました。すると、このお客様から「今度弁護士にお世話になることがあったら、遠いけれど、仙台まで行ってもいいと思っている」というありがたいお言葉を頂きました。粘り強く説明して報われたなと思いました。

――少しお仕事の話から離れますが、趣味や日課などはありますか?
スポーツジムに通っています。仙台には12月からの赴任なので、新天地では身体が資本、所長が体力無くてどうする、双子の子供がいるので健康なパパでいなければ、などと様々な理由が重なりました。

珍しい趣味としては「カフス集め」があります。100組ほど持っています。元々、カフス集めは父の趣味でした。父が病気をした時に、カフスを一式もらったんですが、それでハマってしまいました。出張に行った時、カフスを買うのが楽しみになっています。ご当地モノのカフスがあるんですよ。小樽のガラスのカフスとか、南の方だと珊瑚礁のカフスとか、いろいろな種類があって面白いです。ビンテージのカフスもあります。値段も300円から数万円まで幅広いです。今はネットでも買えるので、ついつい量が増えてしまします。

また、学生時代からスカッシュをやっています。前述の学祭の出店は、スカッシュのサークルとして出しました。ボールがどう跳ね返るかわからないところが好きです。とても戦略的なスポーツで、目まぐるしく変わる相手の立ち位置を見て、「ここに打ったら相手は嫌だろうな」というコースへボールを打ちます。そういう意味では、弁護士が相手方の代理人と争う時の行動原理に通じるものがあるのかもしれません。

03 弁護士として心がけていること

民事介入暴力対策特別委員会の経験から、物怖じしません。

――弁護士として心がけていることはありますか?
やはり「粘り強く」ですね。これにスピーディーを加えることを最近のテーマとしています。

――ご自身の弁護士としての強みはどこだと思いますか?
栃木県で「民事介入暴力対策特別委員会」――通称「民暴委員会」をやっていました。これにより、相手が暴力団の時もさることながら、どんな相手が来ても物怖じせずに対応することができます。前述の交通事故の依頼者も、この経験が礎となり、対応ができたのかもしれません。仙台でも民暴委員会をやろうかなと思っています。

――やりがいを感じる時は、どんな時でしょうか?
事件を少しでも上向きで終わらせられた時にはやりがいを感じます。そこにかけた労力や時間が、お客様も私も有意義だったことの証明ですので。負けない限りは、そうすることができます。

たとえば、第一審が、別の東京の大手の弁護士事務所の代表が務めていたのに、完敗してしまった案件がありました。控訴になったのですが、「あのベテラン弁護士が完敗だったら受けられない」などといろんな弁護士に弁護を断られてしまい、栃木の田舎の弁護士事務所にまで相談が来たのです。担当になった私は、細かく事件を洗い直し、第一審で触れてない部分への言及を中心に、第2審に臨みました。結果、当初は約2000万円の支払い請求を課せられていたのですが、約400万円減額することができました。「どうせまた完敗だろう」と誰しもに思われていたのに、この意外な結果は、周囲からも褒められることが多く、とても自信になりました。

04 目指す方向性

高齢者の権利がないがしろにされやすい現代社会を変えたい。

――今後積極的に取り組んでいきたいことはありますか?
まず、弁護士法人アドバンス仙台事務所としては、東北では初の事務所開設なので、広く知ってもらいたいと思っています。地元の企業にも依頼してもらえるようになりたいです。弊事務所は、全国各地に事務所があり、特に東京の本部には司法書士や税理士、社労士、行政書士など、弁護士以外の士業も所属しています。よって、弊事務所だけでワンストップでの事件解決が可能です。仙台と東京で連携して事件に当たることも可能です。

仙台は都会と田舎の中間で気に入っています。東北大卒なので、仙台のことは元々知っていましたが、戻ってきた今、改めて「温和な人間性だな」と感じています。スナックでも常連さんが固まらず、輪の中に入れてくれるんですよ。なかなか他では無い人間性が仙台の人たちにはあると思っています。

次に、個人としては、実家が小さな福祉施設をやっていたことに影響を受けているので、まずは「中小企業の事業承継」には力を入れていきたいなと思っています。中小企業のやり繰りの切実さは実家で身をもって感じてきたので。「中小企業を応援したい」という純粋な気持ちが強いです。中小企業さんとのやり取りを通じて、仙台のことを同時に勉強できるとも思っています。

実家の影響のもうひとつは、高齢者問題です。実家の福祉施設は男手が足りず、力仕事を手伝っていました。トイレの介助や草むしりなどです。この経験を通じて、高齢者の権利がいかに制約されているかを知りました。たとえば、移動の自由がありません。自由に移動できないと、商品を選ぶ権利も制限されてしまいます。最新の文化の無知につけ込んで、詐欺に遭いやすいのは皆さんも知るところだと思います。後見人がつけばそのようなリスクは減るのですが、なかなか高齢者様全員に後見人を付けることは困難です。

このように、「高齢者はいいように悪い人に扱われること」が多く、憤りを感じています。そのため、高齢者の権利を守るために弁護士としてアプローチしていきたいという使命に駆られています。「高齢者のための法律相談」のようなことを福祉施設でやってもいいかなと思っています。

まとめますと「中小企業の事業承継」「高齢者の権利問題」については特に積極的に取り組んでいきたいと思っています。まだ2018年12月に開設されたばかりの仙台事務所ですが、スピーディーに粘り強く頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。

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