コロナの影響による二次会のキャンセル料

2020/3/29に開催予定の結婚式の二次会を、
2019/12/22に幹事代行業者に依頼し契約を交わしましておりました。
しかしコロナが流行りだし、ゲストの安全を考え開催は延期を決断。2020/2月中旬に幹事代行業者に相談したとこキャンセルなら契約書の記載通りの

基本会費の男女平均額×最低保証金額の50%の支払いを、延期ならキャンセルでかかる費用のキャンセルをと言われました。だいたい16万円程です。

会社の経営のことも考えて金額が発生するのはしょうがないとわかってはいるのですが、契約書は交わしたもののまだ参加者人数の確定もしておらず、それ以外のオプション等当日の内容も何も決まっていない状態で実際のところ会場を抑えただけ
尚且つこちらの都合でのキャンセルではなく新感染症流行の非常事態を受けての決定で規約通りの金額を払うのは納得いかず
一度会社まで足を運んで相談したのですが契約なのでの一点ばりです。

契約書には
契約終了後、依頼者側の原因により開催当日のトラブルの恐れがあると弊社が判断した場合や、天災事故その他の事由により開催当日に開催会場が閉店になった場合は、弊社および会場から当契約の解除をさせていただく場合がありその際依頼者は弊社及び会場に金銭その他一切の請求をできないものとする。天災、事故等に開催当日に会場が閉店になった場合を除き当契約は有効とします。

依頼者のご都合によるキャンセルは料金が契約通り発生し、依頼者の都合とは天災事故その他の事由等により弊社または会場による都合で二次会が開催できない場合以外のすべてを指します。

とのことです。

依頼者都合のキャンセルではないと思い
なぜ規約通りの金額が発生するのか内訳を聞いた際は食材やら人件費と言われ詳細の資料はだしてもらえず、
もし開催してクラスターになってしまった際はどうなるのかときいたらすべて主催者の私達の自己責任でと言われました…。あとこれ以上の話あいの希望の場合は弁護士をとおしてと言われてる状態です
コロナのせいでみんなが被害者なのはわかりますがこちら側だけ全てを背負うのは納得がいきませんでした。なので3/18現在まだキャンセル、延期の決定は向こうには伝えていない状態です。

この場合キャンセル料を減額交渉することは可能でしょうか?

交渉自体は可能だと思います。

約16万円について、相手方が払ってもらうためには

A 相談者さんと話し合って払ってもらう
B 話し合いがつかず、裁判官に判断してもらう
 ※裁判官に、いくら損害が出た、と資料も提示しながら主張する

のどちらかです。
約16万円のために裁判するかは相手方次第ですが、
減額して裁判せずにある程度払ってもらえるのなら、
相手方としても悪くないと思われるからです。

先程キャンセル費の内訳(施設利用料、食材費、人件費)等を知れるような資料が欲しいと連絡したところ、弁護士をとおしての一点ばりなのですが打開策はありますか?

後、弁護士の方に相談したと言ったら社名と名前を請求されました。

無理に動かなくとも、相手方に対して
「資料が出るまでは払いません。弁護士を通さないと開示しないのであれば、
 これ以上連絡はしません。」とだけ伝えればよいと思います。

相手方としては、
・資料を示して話し合う か、
・資料を裁判所に提出して訴訟する か選ぶことになります。

今電話したところ契約書の内容が全てなので細かい内訳は裁判所に請求されれば出すかもと言わました。
期日までの支払いもしくは弁護士をたてるかと言われました。

弁護士に依頼すると費用倒れになるので今回のケースでは
やめたほうがいいと思います。

考えられる対策としては、
A 言う通り期日までに相手の言う額を支払う
B 資料の提示がなければ絶対払わないので、訴訟提起を待ちます、と伝えて連絡を絶つ
C ●●円なら払っていい、と減額して提示する→決裂したらB

だと思います。私であれば、もし一部なら払ってもいいとお考えなら
その金額を提示して(C)裁判になったら資料の提示を求めたうえで
話し合いで解決しないか持ち掛けると思います。

cを打診しましたが、決裂して「期限内に払わなかったら督促を何度かだしてその後法的手段も検討しますが宜しいですか?」と言われて「はい」と言いましたが、ただ支払いを拒絶して時間が過ぎるのを待つしかないのでしょうか?
また、内訳のわかる資料提示を要求しましたが、契約書のキャンセル料が内訳ですと言われ開示は不可とのことでした。この点は裁判になった際に継続して要求を続けるしかないでしょうか?

本件では、
相手方は「契約書に書いてある以上、明細の如何に関わらず払え」という意見で、
相談者さんは「そもそもコロナは自分のせいではないし、損害がいくら出ているのかも不明なのに一律で多額のキャンセル料を請求されるのは納得いかない」という意見だと思います。

このように話し合いがつかない場合については、裁判で裁判官に判断してもらうことになります。資料についても、裁判で出すように主張し、仮に出てこなかったら、出てこないことを前提に、裁判官が双方の言い分について判断することになります。

結論としては、話し合いが決裂した以上、
相手方から裁判が起こされるのを待つしかない、ということになります。

裁判所から書類が届いたら、それを持ってお近くで相談に行かれることをお勧めします。

相談にのって頂きありがとうございます。
当日に近づくにつれ契約ではキャンセル料も増え督促を無視することにより延滞料もどんどん付加されます。
金額が大きくなったタイミングで裁判を起こされたさい向こうからの金額の請求が大きくなると思うのですがそれはもう回避できないのでしょうか?

今までの回答は、

お書き頂いたご事情をもとに、
「支払いたくないので減額交渉できないか」という観点からお伝えしたものです。

請求金額を大きくして相手方から裁判を起こされる可能性については、
もし相手方が裁判をしてくるなら受けて立たないといけないと思います。

どうしてもネット上での相談では限界がありますので、
裁判となった場合の勝訴見込みなど、契約書そのものを持って、お近くで面談相談に行かれたほうがいいかも知れません。