婚約破棄の慰謝料請求について

娘の婚約解消についてです。

昨年お付き合いしていた方にプロポーズされ
婚約指輪を受け取りました。
その後、彼が結婚の挨拶に私たちの自宅にも来ました。
この場合は婚約が成立していると思います。
その数ヶ月後、両家顔合わせをしたのですが、
その日程を娘と彼で話し合い、この日でと決まったのですが、事前に彼が両親には話しておらず決まった日程では都合が悪いとのことで直前で別日に顔合わせをすることになりました。

顔合わせ前に主人が暑い時期でもあるので
ネクタイの着用の有無を相手方のお父様に
聞いてお互いに合わせましょうと娘を通して
彼に聞いて欲しいとなりました。
彼からは着用すると連絡がありましたが
顔合わせ前日にやはり着用しないと言ってきた為、当日は主人は着用せずに会場に行きましたが、相手方のお父様は着用していて、彼本人がネクタイを着用していませんでした。
その場は主人が着用せずに申し訳ありませんと
相手方のお父様に謝罪してその場を収めました。この彼の行動は今でも理解できません。

その後、話をしていくうちに彼が1年ちょっとの間に10-0の事故と8-2の事故を2回も起こしていることが判明。救急車で本人が搬送されたそう。
その際に車は廃車になり(会社の車)、今度新車が来ると悪びれる事なく嬉しそうに話していました。
転勤のある仕事の為、今後は会社も車の運転はあまりさせたくないだろうから、車を使わない都会に転勤になるだろうとも言ってました。
この発言で一般的な会社員生活は大丈夫なのだろうかと不安に。
中学時代も毎日のように学校から呼び出しの電話があってとお母様がお話しされていて、
その理由をそれとなく聞くも濁されました。
お付き合いしている段階で、彼自身がADHDだと思うと言っていたと話しており、当時は娘は
冗談だと思ったのですが今では娘は確信しています。病院に行って欲しいとお願いしましたが、ADHDの人は病院に行くのは2.3パーセント
と拒否されました。
その後、家族で色々と話し合い、将来彼と日常生活を送るのは困難なのではと、娘は別れることに決めましたが中々別れてくれずようやく別れることを了承してくれたのですが、
慰謝料を請求してきました。
弁護士さんに相談に行ったらしく、着手金のことや弁護士報酬等、慰謝料の相場、その場合の自身の受取額と事細かに娘にLINEをしてきてこの流れで行くけど了承してもらえる?
ハッタリだと思ってる?と。
その後、弁護士事務所から不在通知が娘のところに届いていました。まだ受け取っていませんが数日中に受け取り予定です。
こちらとしては婚約は成立していましたが、慰謝料は払うべきなのでしょうか。
あまりにも彼の行動は常識を逸脱していると思うのですが。
ADHD等の彼の発言もLINEに残っています。
よろしくお願いします。

支払義務が生じるか否かは、
個別具体的な事情を検討する必要があり、また、裁判官によっても判断が分かれる可能性があります。

上記を前提に回答いたします。

確かに、
今後の婚姻生活に不安を生じさえる内容ではありますが、
ご記載の事情では、
婚約破棄の正当な理由とは言い難いように思われます。

弁護士側からの通知文書と請求金額をご確認いただき、和解のご検討をなさったほうがよいように思われます。

今現在、相手方から送られてきている「弁護士さんに相談に行ったらしく、着手金のことや弁護士報酬等、慰謝料の相場、その場合の自身の受取額と事細かに娘にLINEをしてきてこの流れで行くけど了承してもらえる?
ハッタリだと思ってる?と。」とのLINEの文面なども考慮されると思われます。

婚約の破棄は、不当な破棄でなければ慰謝料請求は認められません

破棄の理由は多種多様となりますので、何とも言えませんが、もし結婚した場合に婚姻関係を到底続けていくことが困難な様相で、それが相手方の事情にもっぱら起因している場合は、十分に争う余地があると思われます。

一度、法律事務所に相談に行かれた上で今後の対応を決められることをお勧めいたします。

ご回答ありがとうございます。
追記として、彼からLINEで『こっちはこれだけ情報を共有しているのに後から、色々言わないでくれ』や『弁護士に相談するから婚約破棄の理由を端的に言って欲しい』とこちらからは情報共有してくれとは一言もいっていないし、破棄の理由を娘に聞いてくるのも理解不能です。
もちろん、別れるに前に色々と話し合いを彼としています。一方的ではありません。

本日、弁護士事務所から通知がとどきました。
慰謝料請求は150万です。
内容は両家顔合わせで主人が突如として結婚を反対したことを契機に一方的に婚約破棄をされた。その為に精神的損害に対する賠償とのことです。
反対したことの理由は無視。突如反対って理由も無くする訳がない。一方的に別れを言ったこともありません。
彼は別れることを了承しています。
こういった場合、相手方の弁護士にそれは違いますとコンタクトを取った方が良いのでしょうか。

ご自身側の言い分を伝えるかどうかに関してですが、

 伝えても、「そうなんですか。請求をやめます」ということにはまずならないと思われます。他方、一定の反論をしなかった場合、その点がご自身側にとって不利益に斟酌される可能性は多少はあると思われます。

既に回答しておりますが、正当な理由があると主張するのはあまり筋がよいとは思えませんので、減額を目指した交渉をされたほうが良い印象です(詳細な事実関係を把握しているわけではありませんので、あくまでも「印象」です)。