保険会社との交渉が難航中の被害者の物損事故に関する相談

時刻
2023/07/01 午前9:20頃

場所
東京湾横断道路(アクアライン)
海ほたるPA駐車場内

お相手の保険会社
SBI損保

被害車両
1974年 フォルクスワーゲン ビートル

物損事故(駐車場でのドアパンチ)の被害者です。
相手方の保険会社と私が協議をしていますが、進展が芳しくないため、私の保険の弁護士特約使用を検討しています。

弁護士特約を使って依頼したいので、どのような方法で、どこまで良い条件を引き出せそうかの提案をいただけると助かります。

現在の交渉状況
・ドア板金塗装と左右パネル(フロントフェンダー、リアフェンダーの塗装)までは保険金を出せるとのこと。
 →保険会社側の見積をもらいました。
・代車費用は出せそうとのこと(口頭確認)。
・当方から、ドアの部品代(ドイツ取り寄せで25万円)の見積書(修理工場発行)を提出し、追加計上をお願いしたところ、一度断れました。
・その後、再度追加計上を依頼したところ、音信普通状態となりました。
 →メールでのやり取りをしていたが、メールの返信が来なくなりました。
・この車は、古い車で再塗装履歴があるため、きれいに直すには塗装剥離などの手間が余計にかかります。
 →その分の増額は認められていません。
・経年の塗装劣化があるため、一部のパネルのみ塗装をすると、かえっておかしくなります。
 このため、ダメもとで全塗装に近い金額での保険支払いを相談しましたが、ダメでした。
・修理完了後ではなく、まずは保険金を受け取りたいです。
 →これについてはできるだろうとのことでした(口頭確認)。

弁護士先生による事件解決で期待すること
・音信不通となっているが、返信のレスポンスなどを改善してほしいです。
・全塗装全額は難しいにしても、金額的には近づけて、自分で差額を負担して全塗装できるようにしたいです。
 →場合によっては、保険金を受け取ってから、修理をしない可能性もあります。
・ドアの部品代を計上してほしいです。

相談後に当方の希望と合致した場合は、弁護士特約を使用して弁護の依頼をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

・音信不通となっているが、返信のレスポンスなどを改善してほしいです。

保険会社からの回答については、弁護士に依頼しても、改善しない可能性はあります。

・全塗装全額は難しいにしても、金額的には近づけて、自分で差額を負担して全塗装できるようにしたいです。
 →場合によっては、保険金を受け取ってから、修理をしない可能性もあります。

部分塗装以上の請求は難しいと考えられます。

・ドアの部品代を計上してほしいです。

塗装では直らない部分が存在し、それが部品交換しか修理の方法しかないというのであれば、請求可能でしょう。

基本的には、事故と因果関係のある損傷箇所についてのみ、相当な範囲での賠償請求が可能となります。
なお、弁護士費用特約でタイムチャージ方式に対応していない保険会社もあります。着手金・報酬金方式では積極的に受任する弁護士が見つかりにくいケースかもしれないので、タイムチャージ方式に対応しているかどうか保険会社に確認しておいた方がよいと思います。

残念ながら、タイチャージ方式に対応していないそうです。